保育士のリアルな給料。保育士資格のある人が保育士をしない理由

こんにちは。うさみです。

私、うさみは実は2年前までは現役の保育士でした。

今回はそんな私が保育士として働いてきた時の

  1. 保育士の勤務形態と1日の流れ
  2. 保育士の給料ってどのくらい?
  3. 保育士をやめた理由
  4. なぜ、保育士資格がある人がたくさんいるのに保育士をしないの?

をリアル~な現場目線でお伝えしたいと思います!

保育士ってこんなお仕事なの。

保育士の勤務形態と1日の流れ

毎日子ども達にもみくちゃにされながら9時間位働いていました。

実質、持ち帰りの書類や準備の仕事を家でしていたので1日10〜12時間くらい働いていたと思います。

 

毎日、充実はしていましたが本当に忙しい毎日でした。

朝は7時半には仕事場に向かって、子ども達を迎え保育士として子ども達の保育。

もちろん、早番、遅番もあるので6時半に行くこともあれば8時に行くこともあります。

私の働いていた園は職員が少ないこともあり、毎日出勤時間がコロコロ変わりそれも大変っと感じることの1つでした。

 

1日の保育士の頃の流れはこんな感じ。
担当している年齢や園によって誤差はあると思います。

  • 8時    出勤
    朝の連絡事項の確認と職員同士の簡単なミーティング
  • 8時15分  保育室に移動
    早番の先生から自分のクラスの子供達を引き継ぐ
  • 8時30分  子供の受け入れ
    登園する子供達を保護者からあずかります。このタイミングで触診と視診で子供達の状態を確認。
  • 9時    保育の午前中の活動スタート
    朝の会や、制作、運動など事前に日案を立てていた活動をします。
  • 10時50分 活動の片付け
    給食に向けて準備をします。私の園では年齢によって時間の誤差がありました。
  • 11時20分 給食
    子供たちのご飯を見守りながら自分も給食を食べます。
  • 12時10分 昼寝
    子供たちが昼寝をしている間に日誌や製作の準備、お帳面の確認・記入をしたります。
  • 14時   午後の活動開始
    制作、運動など事前に日案を立てていた活動をします。また、お昼寝中に休憩を取ります。別室で先生たちとお茶を飲んだりしています。
  • 15時   おやつ
    子供たちのご飯を見守りながら自分もおやつを食べます。
  • 15時30分 帰りの会
    おやつが終わったらすぐに帰る準備を促しながら降園できるようにします。
  • 16時   降園
    お迎えにきた保護者に子供達を送り出します。この時、1日の様子や気になったことなどを保護者に伝えます。
  • 16時30分 延長保育
    まだ帰らない子供を延長保育の担当保育士にあずけます。その後は書類の山に取り掛かります。
  • 17時30分 定時
    日勤の職員の定時。帰宅します。

すごくざっくりしたスケジュールですが、だいたいこんな感じ。

ただ、あくまでもこれは目安のスケジュール。

 

活動や製作の片付けが終わらなくて給食を食べなかった。
子供の手伝いをしていておやつを食べなかった。

なんてこともザラにありました。

 

保育の合間や保育が終わった後に書類をこなす。

定時になるとタイムカードを押して、終わらなかった書類は家に持ち帰っての仕事。

 

家に持ち帰っての仕事はもちろん残業代がつくこともありません。

実家暮らしだから何とか何とか切り詰めてやっていけている生活でした。

保育士の給料ってどのくらい?

保育士の給料、どのくらいなのか知っていますか?

2014年、現役で私が働いていた時の給料は手取りで月11万円でした。

田舎だったということと、日給月給1日あたり7100円で働いていた、

というのももちろん影響していると思うのですが、本当に本当に給料が低い職種です。

ちなみに勤続10年以上のベテランの先生でも1日あたり8800円。

手に入れられる給料も手取り15万円程度。

知れてますよね。。

ちなみに保育士の平均の手取りは15万円らしいです。

手取りの金額で時給換算すると時給約600円です。

 

国は「保育士の給料を引き上げます」と言ってもいます。ですが、上がっても1ヶ月1万円程度。

手取り11万円が手取り12万円に。手取り15万円が手取り16万円に。

この給料で本当に働きたいですか?

保育士をやめた理由

そんな保育士としての生活を何年も続けてながら当時付き合っていた彼と結婚することになりました。

地元から離れた場所だったたので保育園は辞め彼のいる土地へ引っ越しをすることに。

もちろん子供たちは可愛いのですが、
当時、職場の人間関係があまり良くなかったことや、給料も低かったことなどもあってその職場で働くのが嫌になっていたので、正直ラッキーでした(/・ω・)/

私が保育士を辞めた理由は

  • 結婚するから
  • 引っ越しで通勤できないから

というのが表向きの理由。

でも、本音を言うと

  • 給料が低い
    →手取り月11万円
  • 責任が重い
    →子供の命をあずかっている
  • 持ち帰りの仕事がとても多い
    →しかも残業代なし
  • モンスターピアレント
    →些細なことでクレームがくる
  • 職員同士の派閥
    →正直一番キツイ

などいろいろなマイナスの理由があります。

このマイナスの理由は多くの保育士が感じている部分だと思います。

なぜ、保育士資格がある人がたくさんいるのに保育士をしないの?

私の周りには保育士友達が多いのですが、「結婚したら辞める」と言っている人ばかり。

 

最近、保育士の給料の低さが見直され、マスコミに取り上げられたり政府も対策を打とうとしています。

ですがそもそもに働き方を改革しないと、いくら保育士の資格を持っている人がいても現場には戻ってこないんじゃないかなっとも思います。

 

実際、私と一緒に働いていた先生は妊娠し、退職する時に

「もう保育士はしないかな。スーパーのレジと同じ給料だし、スーパーのほうが楽だし」

と言って職場を去っていきました。

 

もちろん、子どもたちは可愛いです。

保育士を辞めた今だからこそ「やっぱり子供って可愛いな」と改めて思うくらい可愛いです。

 

ですが、いくら子どもが可愛くても、いくら子どもの成長を感じることができてやりがいがあっても

それに見合った評価をされずらい難しい職業だと、保育士として働いて感じました。

 

今から保育士として働こうと思って職場探しをしている方に言いたいのは

若い先生ばかりの園、主任が保育士3年目とかの園は気をつけて!

っとほんとに伝えたいです。

 

若い先生ばっかりだったらやりやすいじゃない!

主任に3年目でなれるとか、その人実力あるのね!

なんて思うかもしれません。

 

いえいえ、ほんと、違うんです。

入れ替わりの激しい、何か訳ありの保育園です。ほんと気をつけて。

主任とかになっても対して給料もあがりません。それなのに責任が増えて大変。

 

私の知ってる園で保育士が全員年度末にやめてしまって、新年度はほぼ1年目の先生がやったのでめちゃくちゃ大変だったっという話も聞いたことがあります。

保育士は結婚が早い人が多いです。きっと辞めたいから。

保育士専門の転職支援サービス【ほいぷら】

 

私自身 は子ども達は本当に好きなので彼と結婚をし、その先でも保育士をしようと思っていたのですが

ひょんな事から私は副業としてネットビジネスの世界へと飛び込みました(`・ω・´)ゞ

しかも主婦をしながら在宅で副業をしているんです。

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