フィリピンのマニラから北に2〜3時間行ったところにあるブラカン州。
ブラカン州へはいろんな縁があって、うさみ(@usamilife)がここに住み着いて、はや10ヶ月たちました。
いろんなことがあって濃くてあっという間の10ヶ月!
またもや縁があって、うさみ夫婦は今回マニラのマカティへ引っ越すことになりました。
うさみ
フィリピンの田舎から都会へ引っ越しする際、都会から田舎へ引っ越す際に参考になると思います。
とばし読みはこちら
フィリピンの引っ越し事情
フィリピンの引っ越し事情は日本の常識とは全然違います。
日本の引っ越しだと
- ネットで引越しの見積もりが簡単
- 電話一本で引っ越し業者が見積もりに来てくれる
- ダンボール箱やガムテープが無料といったサービスもついてくる
- お米ももらえることだったえる
- ドライバーの手配やスタッフの手配は引越しの料金に含まれている
- 単身パックや、女性専用の引っ越しサービスなどがある
そう、今まで気が付かなかったけれど日本は引越しに関するサービスがかなり充実しているんです!
うさみ
ですが、国が変わると事情は全然違います。少なくとも。フィリピンでは引っ越しは一筋縄ではいきません。
フィリピン業者を探すのはかーなーり、大変。
荷造りだけでは引っ越しはできません。そもそも荷造り用のダンボール探すのさえ大変…。
ドライバーの手配や、トラックの価格交渉、日程の打ち合わせ、荷物の搬出入作業など、びっくりするほどたくさんのことをしなくてはいけません。
詳しいフィリピンの引っ越し事情はこちらにまとめているのでで参考にしてみてください。
フィリピン国内の引っ越し事情。価格相場は?マニラ⇔マニラ、セブ⇔マクタンなど同じ島内で引っ越す方法フィリピンで引っ越しの業者探し
今回、ひょんなことからマニラへまた引っ越しすることになりました。
うさみは
セブ(留学)→日本(自宅)→オーストラリア(年越し)→マニラ(クオータビザチャレンジ)→ブラカン州(居着く)
みたいなものすごーく濃い約2年を過ごしています。
マニラへ渡った際にはリアルにリュックサック1つずつで来ちゃった、うさみ夫婦。必要なものは現地で買い揃える主義です。
フィリピン滞在もかれこれ1年以上。定住して生活をしているとやっぱり荷物もだいぶ増えてしまいました。
特に荷物の量が多いのは食材、調味料系。
今回の引っ越しで荷物をまとめてみると日本から買って持ってきた食材や調味料、米も含めて、ダンボール5個分にもなってしまいました。
うさみ
その他にも服を入れるチェスト、仕事用のデスクと椅子など、大きな荷物もたくさん。
普段、ブラカン州からマニラへ移動している長距離バスの手荷物で持ち込める量ではありません。
ということで引っ越しをするために、引越し業者を探すことにしました。
見つからない業者
2019年4月5日に引っ越しを予定していたうさみ家。
最初はマニラにいる知人にお願いし業者を探していました。
引っ越し代金が5000〜6000ペソ(約12,000〜13,500円)かかるとのこと。
さらに、4月4日の夜に、引っ越しを予定していた日の業者が見つからないという連絡が…。
結構知人を頼りにしてしまっていたので、プランBを用意できていませんでした。
慌ててうさみも全力で 引越し業者を探すことに。
ところがどっこい、フィリピンでは引越し業者というものがなかなか見つからないではありませんか!
都会ならともかくフィリピンの田舎で、タガログ語のわからない日本人が単独で、引っ越し業者を見つけるのはほぼ不可能に近いです。
それもそのはず。
特に田舎の方では、引っ越しの際にはトライシクルやジプニーを貸し切って引っ越すのが当たり前です。
トラックを借りて引っ越し、というのは需要があまりないのでお店を探すのも難しい。
望みをかけてモールでトラックの貸し出し業者を探しに行ってみたけれど、そういったお店は見つけることができませんでした。
持つべきものはフィリピンで信用できる友
その途方に暮れていたうさみ。
うさみ
現地で仲良くしているフィリピン人の友人に相談してみることに。
ホープくん
相談をした3時間後には
日曜日(二日後)でも大丈夫かな?という返事が!なんという圧倒的スピード。フィリピンって困っている誰かを助ける時の団結力ほんと凄いです。
うさみ
引っ越しのトラックの料金は?
最初は業者が見つからないかと絶望していたうさみ。
ですが、やっぱり頼りになるフィリピンの友人。彼が今回も大活躍してくれました。
フィリピンでは家族の力や友人・知人のツテでトラックや、車を借りて引っ越しをすることは珍しくありません。
今回は友人、ホープくんのいとこがトラックを持っていて、当日力を貸してくれることになりました。
もちろん有償で、お金も払います。
(ドライバー+ガソリン代込、高速代100ペソ別)
引っ越しの作業はホープくんが手伝ってくれることになりました。
念の為、どのぐらいの荷物があるかを伝えトラックに乗るかを算定しました。
うさみ家の主な荷物は…
- パソコンデスク
- スタンドライト
- モニター(2台)
- 扇風機
- 椅子(2つ)
- チェスト
- 炊飯器
- トースター
- お掃除ロボット
やっぱり住んでいるといろいろ必要なものがたくさんあります。
ちなみに、トラックに余裕で乗れると連絡があり、一安心。どんなトラックでくるんだろう?
いざ、ブラカン州からマカティへ引っ越し
日曜日、当日。
12時に来てくれると言っていたのですが、一度ホープくん家に立ち寄ってお昼ご飯を食べてから行くことに。
ホープくん宅に来てくれたのが12時半。
お昼ご飯を食べ終わって、うさみ家にに来てくれたのは、お昼も過ぎた1時半でした。
やっぱりこの辺はフィリピンタイム。その中でも早い方だとは思うけど!
うさみ家に到着すると、ホープくん+いとこが荷物をサクサクッと運び出してくれて、超スムーズ。
逆に片付けが追いつかなかったくらいです。
トラックの運転席の横には二人座ることができ、後ろの荷台にも長椅子があり座ることができました。
ホープくん、いとこ、うさみ、うさみ旦那を乗せて、トラックはそのままマカティまで一直線!
マカティのコンドミニアムに引っ越しの荷物の搬入
日曜日で渋滞もほぼなく、約2時間ほどでマカティ到着。
時刻は15時30分。渋滞なくサクッと到着して嬉しい。
コンドミニアムに到着するとコンドミニアムの裏側の搬入口で、【どういった物を運び込むのか】という書類を書く必要がありました。
運び込むアイテム&個数を英語で書類に記入します。(うさみのスペリングが酷すぎて、ホープくんが書いてくれました。)
書いた紙を警備員の人に渡し、コンドミニアムの駐車場へ。
駐車場には搬入用のエレベーターがあり、エレベーターにいっぱいの荷物を載せていきます。
エレベーター2回で荷物は全て運ぶことができました。
警備のおじさん達も荷物の運び入れに積極的に手伝ってくれました。
搬入作業はものの15分ほどで終了。この時で16時15分くらい。
片付けはまたあとで。
荷物が運び終わってから、スタバのコーヒーをホープくん+いとこにご馳走。
今回の引っ越し料金(3000ペソ)+チップ(100ペソ)を支払って、お別れしました。
コンドミニアムに帰ったら18時になってました。
フィリピンでの引っ越しは人の力を借りよう
フィリピンで何かをする時には、トラブルはつきもの。
日本のようにすべてのことがスムーズにできるっていうのは当たり前じゃないんだ!と改めて気がつくことができます。
トラブルがある分
- どうやって解決するか
- どうやって回避するか
- できなかった時の予備の準備
など、いろんなことを考える能力がフィリピンで生活することで付きました。
フィリピンで困ったことがあったら、周りに頼ると思っている以上にスムーズに行くこともたくさんあります。
むしろ、困ったことがあったら何でも相談するのよ、とフィリピン人は喜んで助けてくれる人が多い気がします。
日本では歩く道の小石はすべて取り除かれた状態での生活になるけれど、フィリピンの生活ではまだまだ砂利道を歩かないといけません。
その中でできるいろんな工夫を楽しんで、フィリピンでの生活をより一層充実させたものにしていきたいですね!