フィリピン、マニラのマカティに住んでいるうさみ(@usamilife)です!
前回の記事でも紹介したとおり、
ホープくん
ということで、ブラカン州に借りている家のサリサリストアのスペースを活かして、タピオカミルクティー屋をすることになりました。
フィリピンのスモールビジネス観察記①。サリサリストアでタピオカミルクティー屋をやってみたでも、いざやるとなると考えないといけないことってたくさんあります。
- 仕入れ場所
- 仕入れコスト
- 在庫コスト
- 廃棄コスト
- レシピ作成
- 価格設定
- 集客方法
などなど。
今回はそんな開店までの準備編。ある意味ビジネスの肝となる部分を赤裸々に公開していきます。
フィリピンの雨季でのビジネスは?
ノリと勢いで、やろう!という話になったタピオカミルクティー屋。でも、やろう!となったのは5月の後半。
6月になるとフィリピンは雨季。
ホープくん曰く、雨季はみんな家でゆっくり暖かいコーヒーを楽しんだりする時期で外出率がさがっちゃう。
しかも気温も下がるので冷たい飲み物を欲する回数は、ホープくん的には下がるとのこと。
そう、タピオカミルクティーも売れにくくなる可能性が大。
やるなら早急に、今すぐ準備をしなくちゃ!
開店するための準備をフィリピン人に任せてみた
フィリピンでスモールビジネスの話を友達と考え中。
仕入れとか、日本だと
・ネットショップ
・問屋
などでするけど…フィリピンではどうするんだろうー?と思ってたら、友達がFacebookからバンバン情報仕入れてきます🙆
Facebookの情報網羅さがほんとすごい!
こういうの考えるの楽しいー pic.twitter.com/hs4iI6DV34— うさみ@フィリピン (@usamilife) 2019年5月20日
タピオカミルクティー屋を開店するためには、やっぱり準備が必要です。
うさみはネット通販のビジネス経験はあるけれど、実店舗の経営の経験がないのでありったけの知識で一生懸命ホープくんにアドバイス。
0週間目
やる!と決まった日から1週間後に、再度打ち合わせをすることにしました。
それまでに
- 仕入れできるところ
- おおよその材料の価格
- レシピ
- バランガイへの確認
をするようにアドバイスしました。
1週間目
1週間後、再度ホープくんと会って打ち合わせ。
アドバイスしていたことをどこまでできたのか、確認をすると半分でした。
できていたのはレシピ(仮)と、仕入れできるとこと(Facebookでセラーに問い合わせ)
うさみ
と思いつつ、できていなかった部分を翌週までにしておいたほうがいいよ、とアドバイス。
2週間目
さて、やると決まって2週目。
さすがに全部できてるだろ〜と思って打ち合わせをすると…
なんと前回から1mmも進んでいないことが判明。
うさみ
と疑念もいだきつつも、怒ってはいけないので理由を確認。
すると、この週は大学の学年終わりの最後のテストの週だったことが判明。単位のかかってるやつ。
先に言っておいてよ…。やる気ないのかと思ったやんー。
テストは翌週には終わるとのこと。
さらに、原材料の仕入れはディビソリアのほうがFacebookで買うよりも安いという情報も仕入れていました。
次の週は、ディビソリアで材料の仕入れをしよう!
ディビソリアでタピオカミルクティー屋の材料を仕入れよう
ディビソリアはマニラの中でも様々な物という物が集まる空間です。
ドレスやワンピース、靴などの衣類はもちろん、野菜やフルーツなどの食べ物、布などの材料系も売っています。
所狭しとありとあらゆるところにいろんなものがあってほんと一言で言うとカオス!
でも、超面白い空間でもあります。
治安は「カバンは常に前!お金は最小限だけ持っていく!」などフィリピン人同士でも口を酸っぱくして言われるくらい、決して治安が良いとは言える場所ではありません。
【フィリピン・マニラのディビソリア】行き方と治安は?実際にローカルショッピングをしてみた!そんなディビソリアでタピオカミルクティー屋をオープンするための材料を仕入れることにしました。
3週間目
ディビソリアへ行くまでのバスの中で、ホープくんと確認。
うさみ
ホープくん
そう、今回の買い物では
- タピオカ
- 茶葉
- その他フレーバーパウダー
- シロップ類
- 調理用品(シェイカー、ホイッパー、計量カップなど)
- コップ
- ストロー
と、なかなかの量の買い物が必要。
しかも、ディビソリアは広いしいろんなお店があるので、”ほしいものを売っているお店”を探すのがなかなか大変!
購入したものはこうしてきちんとレシートをもらいます。
あとできちんと原価計算をしないといけないので!
茶葉はかなり探したのですがタピオカミルクティーの人気からか、売り切れで手に入らず。残念。
なんとか買い揃えた!と思ったら、突然のスコール。そして増水。
大量の荷物を抱えてこれは、かなり辛かった〜。
ちなみにこの動画でうさみの前を大量の荷物を抱えて歩いているのがホープくん。
スコールの後は、洪水。
そりゃフィリピンではみんな、洪水に慣れてるわぁー
今日はビーサン履いてきて良かった! pic.twitter.com/OxICgyVbhf
— うさみ@フィリピン (@usamilife) 2019年5月25日
タピオカミルクティー屋の原価計算
ディビソリアで原材料を揃えることができたので、ここで原価計算とレシピの試作ができるようになりました。
レシピは早速試作をしてみて仮のものでOKとなりました。
次は原価計算。
調理器具や、家賃、人件費は含まずに、純粋にレシピの中で必要なものの1杯あたりのコストを算出しました。
ホープくんに「コスト計算するんやで!」と耳にタコができるくらい言ったんだけど、なかなか動かなかったので、うさみがしました。
ホープくんのことを考えるとやらせたほうが良かったんだけど、うさみもこういうの好きだから我慢ができませんでした。(反省)
こんな感じで、Googleスプレッドシート(エクセルみたいなやつ)を使って原価を計算。
クリープなどのパウダーミルクを使わずに、牛乳を使うことにしたのでコストは若干高めだと思います。
タピオカミルクティーの原価は22.32ペソ(約50円)
ここにさらに人件費、家賃、電気代、廃棄コストなどを考えないといけません。
今回はうさみの借りている家の一角でやるので家賃はほぼ考えなくていいのですが、モールでテナントをかりて…などすると大変だろうな〜と思います。
フィリピンでのタピオカミルクティーの相場は60〜130ペソ(約130〜290円)
逆に、日本で1杯あたり500円で売っているならかなりの儲けがあるんだろうな〜と容易に想像ができますね!
良いビジネスや。
原価がわかったので、次はメニューと価格を設定していく必要があります。
これはホープくんを主体にしっかり計算しながら決めていくことにしました。
↓続き↓
フィリピンのスモールビジネス観察記③開店準備!サリサリストアでタピオカミルクティー屋