現在フィリピンに住んでいる うさみ(@usamilife)です。
マニラの人の多い生活渋滞だらけの移動に疲れて疲弊しきったうさみ夫婦。
知り合いの日本人の方の
Mr.X
の一言でにマニラから離れたブラカン州の家を貸してもらうことに!
ここからブラカン州での引越しの嵐が始まります。
うさみ
とばし読みはこちら
フィリピンの田舎のメリットとデメリット
フィリピンのブラカン州。マニラからは北にバスで1〜2時間ぐらいの距離感です。日本で例えると、東京⇔横浜くらいの距離感。
ブラカン州はマニラのような鬼のような渋滞は少なく、過ごしやすいのが印象的。なんだかんだブラカン州に住み始めて長くなりました。
もちろん、住んだからこそ分かるメリット・デメリットもあります。
- 渋滞が少ない
- 人が優しい
- 家賃が安い
- ローカルマーケットで安い買い物ができる
- モールもある
- Grab、タクシーがない
- 主な交通手段はジプニーかトライシクル
- 長距離移動はバス
- 家探しが大変
- 空港が少し遠い(場所によると思います)
うさみ
ただ、週に1回程度マカティに行く必要があったうさみにはベストだったのがブラカン州でした。現地のフィリピン人は毎日マカティまで仕事に通ってたりします。
フィリピンの田舎の家。1つ目の家の家賃
そんなブラカン州。
住むことになったきっかけは日本人の方からの紹介です。
ブラカン州で初めての家は間取りはこんな感じ。キッチン・ダイニングは10畳ほど。部屋は5畳くらいの部屋で、二人で暮らすには大きすぎるほど!むしろ今までのマニラの家が狭かったのか。
家賃は電気、水道、インターネットコミコミで1ヶ月12500ペソ(日本円で約2万8千円)でお借りしました。
1泊数千ペソで過ごしていたマニラよりも安くなりました。
ただこの家の難点が1つ…。
壁という壁が黄色いこと!クリーム色とかじゃなくて、黄色!
黄色というのは心理的には興奮色。気持ちが活性化する色です。子供部屋にはあまり使いたくない色としても有名です。
壁一面が黄色いこの家。なんだか気持ちがそわそわ、目がチカチカ。
うさみ
この家に住んで2日目に大事件を起こしてしまいました。
その時のお話はこちら。
【フィリピンの電圧】火事になった話。日本の電化製品・家電は要注意【マンガ】ちなみにこの時、フィリピンで連続滞在が4ヶ月くらい。日本に帰りたい!!という気持ちが最高潮に!
1日に一回は「日本に帰りたいよー」と言って泣くと言うひどい状態でした。笑
原因としては
- 1日の大半を家の中で過ごす
- 友達がいない
- 壁が黄色い
この辺りが大きな要因だったと思います。
ちなみに日本に帰りたくなった時、辛かった気持ちが誰かのためになれば。と思いながら書いた記事がこちら。
日本に帰りたい!海外で日本に帰国したくなる10の理由と私が実際にした7つの対処法フィリピンの田舎の家は縁が大事
1つ目の家の契約期間は1ヶ月。契約を継続しようか悩んでいる時、知り合ったのは別の日本人夫婦でした。
ブラカン州に住んでいるこのご夫婦。お家に招いていただきお話をしたり、友達関係に。
その時に家賃の話や家を探している話をすると
「家に住みなよ!」と言っていただき、「えーいいんですか!」と話をしていると、あれよあれよとこのご夫婦のお家の一室をお借りすることに。
日本人大家さんの家に居候。家賃は?
さすが日本人の住んでいる家。部屋の清潔さが今までと全然違いました。綺麗で壁が黄色くない!笑
2階建ての1戸建てのこのお家。
2階の3部屋あるうちの1室。約6畳ほどの部屋をお借りし2ヶ月間この部屋に滞在しました。
家賃は電気・ガス・水道・インターネットコミコミで1ヶ月7000ペソ(日本円で約1万5千円)でお借りしました。
うさみ
このお家、すぐ近くにジムがあって、ジムに通い筋トレをすることができました。
運動ってものすごく大事。鬱々とした気分は晴れるし、何よりもジムに行くことでフィリピン人の友達ができるきっかけになりました。
【フィリピンのジム】フィリピンのジムは格安。行かないと損!フィリピン人は筋トレ大好き日本人大家さんが日本に帰ることに
楽しいフィリピン生活になってきた矢先。「もう少し、このお家契約更新させてもらおうか〜」と話をしていたところ。
日本人の大家さん達が「僕たち、日本に帰国すんです〜」と…。
帰国中もこの部屋に住まわせてほしいとお願いしましたが、やっぱり2ヶ月一緒に住んだくらいでは留守中にお家に滞在させてもらうというのは叶わず。
契約終了まで10日。急遽、家さがしをすることに。
うさみ
日本人大家さんには「大丈夫だよ〜。すぐ見つかるよ〜。」と言われ、奥様が一緒に家探しに協力してくれました。
が、しかし。やっぱり家探しは難航。
家がない
この時の家探しの条件は
- 屋根はトタンむき出しじゃない
- キッチンがある
- シャワーがある
- インターネットがすぐ使える
- ジムの近く(せっかく友達ができたので)
- 家賃が6000ペソ以下
この条件、日本だったら簡単に見つかりそうですがフィリピンではそうはいきません。
3件ほど紹介してもらったり、家の中を見せてもらいましたが「お、いいんじゃない?」と思っても、キッチンがなかったり、屋根が内側からみてトタンむき出しだったり。
どれかが必ず、条件を満たしません。。
ですが、刻一刻と迫り来る契約期限。
うさみ
さて、今日は引っ越し先がちゃんと決まるかどうかの運命の日。
ダメだったらマニラにお引越し。
ただマニラに行くと
・家賃が高い
・デイリーコストが上がる
・ストリートチルドレンが多い
・新しいジムを探さないといけない
・友達がいないこの地域が気に入ってるから、決まってほしいなー! pic.twitter.com/me2lezKYuT
— うさみ@フィリピン (@usamilife) 2018年8月14日
家さがしの救世主はジム友達
そんなうさみ夫婦を心から心配してくれたのが、ジムでできた友達(フィリピン人)。
ホープくん
というフィリピン人のジム友達、ホープくん。彼の言葉に甘えて、家さがしを手伝ってもらうことに。
この先ホープくんはうさみのフィリピンライフで大活躍してくれます。
3件目の家が決まった!
ホープくんは、あらゆる手段を使って家を探してくれました。
家の近所、ホープくんのお母さんに助けを借りて何件かの候補が見つかりました。
そのうちの1件、ちょっと割高の家だったのですがホープくんの家の目の前の家に滞在することに決まりました。
理由は3つ
- ブラカン州に拠点を置くことを決めた
- 次の家さがしもホープくんの助けをすぐに借りることができる
- インターネットの契約をしなくてもすぐ使える
インターネットの契約をせずにすぐにインターネットを使えたのが大きな決め手。
家賃は電気・水道コミコミで1泊500ペソ(日本円で約1100円)で3週間お借りしました。
インターネットはホープくんの家から飛んでくるWi-Fiを使わせてもらいました。
このお家の難点は冷蔵庫が使えなかったことと、ガスは自分で用意しなくてはいけなかったこと。
冷蔵庫はホープくんのお家の冷蔵庫を借り、ガスは自分で買いに行くという。
田舎に住み始めてどんどんフィリピンでのサバイバル能力が高まっていく気がします。笑
4件目はスキップ、5件目のお家も友達が大活躍
4件目は日本人大家さんの運営しているアパートに滞在させていただく予定だったのですが…。
ちなみにアパートの家賃はガス・水道・インターネットコミコミで1ヶ月5500ペソ(日本円で約1万2千円)電気のみ別
日本に帰られる前に「アパートのほうに住まわせてくださいね」とお願いしていたのですが、帰国後に話をきくと「ごめん、他の人埋まっちゃった★」ということで住むことができず。
急遽5件目を探すことに。
5件目もまたまたホープくんの力を借りました。
ホープくんのバイクに乗って、うさみ旦那と2人で家探し。
地道に”Apartment for Rent”と表示があるアパートを探したり、通行人に「この辺アパートある?」と聞き込みをしたり。
なんと1日で家が見つかり、オーナーとアポもとれました!
オーナーが英語があまりできず、契約書もタガログ語。ホープくんに間に入ってもらい、その日の内に契約が決まりました。
家賃は1ヶ月4000ペソ(日本円で約10000円)でお借りしました。完全、現地価格。
このお家がサリサリストア付き。サリサリストアなしだと3000ペソ。
フィリピンの田舎での家さがしのポイント
この家に決めて家具&家電も購入。今までの家は基本、居候もしくは家具&家電付きだったので家財道具は買っていませんでした。
コンドミニアムなどでは家具家電付きがほとんどですが、田舎のアパートではそうはいきません。
というか、田舎にコンドミニアムはあんまりありません。
家具&家電を購入し、本格的にフィリピン移住をすることに。
家具&家電を買った時の話はまた別の機会に。
フィリピンでの家さがしは日本のようにスムーズにはなかなかいきません。
ほんと思うのはフィリピンでの家さがしのポイントは縁と運。
フィリピンで引っ越し先探し中。
フィリピンでの家探しは
1.基本、歩いて探す。
2.不動産屋サイトに掲載されてない、そもそもサイトない。
3.人から紹介してもらう。という感じ。
マニラはコンドミニアムがたくさんあり、不動産屋もあるので家探しに困りません。でも、地方になるとちょっと違う。 pic.twitter.com/lF7iRoOFrt
— うさみ@フィリピン (@usamilife) 2018年8月11日
今回のケースでいうと、ホープくんという友達がいなければブラカン州には住めていないでしょう。
しかも田舎では、いきなり外国人(日本人)が「家、かして!」と行くと不審がられてしまうことも。
現地の人の協力もしくはタガログ語ができる人の協力があるとスムーズにいくかなっと感じました。
ですが、それを乗り越えてでもフィリピンの田舎ライフは魅力的。
田舎だと
- 緑がたくさんある
- 家賃が安い
- 生活費が安くなる
- ストリートチルドレンは少ない
- 治安はマニラより良い
- 人が優しい
- 渋滞が少ない
などなど。都市部にはない魅力もたくさん。
もともと田舎育ちのうさみ夫婦には都市部より田舎のほうがしっくりきたというのも大きいです。
あなたの田舎での家さがしもうまくいきますように!