うさみが今いるのはフィリピン、マニラの北部・ボラカンという地域に住んでいます。
マニラからは高速バスで1時間、距離でいうと40kmくらい。
日本の東京と例えると、東京ー横浜くらいの距離感。めちゃくちゃマニラから離れていなるわけではなくて、ほどよい田舎具合で住みやすい場所です。
そんな、今住んでいるボラカンで今日は野犬に関するアナウンスがありました。
フィリピンの野犬事情
フィリピンには野犬がたくさんいます。
”たくさん”と言っても具体的なイメージって湧きにくくってよくわかりませんよね。
今、うさみが住んでいる場所だと50mくらい歩く間に5匹は野犬を見るイメージです。50mの間に5匹って相当多いです!50m走の距離の間にそんだけもの野犬がいるんですから(>_<)
ほんと、びっくりするくらい野犬が多いです。
マニラ市内に行くともう少し野犬は減るかもしれません。ですが、マニラ市内から少し離れた場所になるとやっぱり野犬が多いです。
ある意味、東南アジアらしいです。
フィリピンの野犬はおとなしい?
フィリピンの野犬は比較的、他の国に比べると大人しい気がします。
昼間は暑さで、ずーーーーっと日陰に寝っ転がっていて微動だにしません。やばい!これ死んでる!?と思うくらい。笑
近くに人がいても、車が通っても、バイクが通っても、へっちゃらです。環境に適応できてて、慣れって本当すごい!って関心するくらい。
日が暮れてくると少し活発になってきます。少しずつ動き始めてあたりをうろうろ。
完全に日が暮れて、夜になると「バウバウ!」と吠えている犬もいる印象です。
吠えているとやっぱり怖いです。しかも、もちろん狂犬病とか病気の心配もあります。
日本ではほとんど気にしなくても大丈夫な狂犬病。海外ではそんなこともなく、狂犬病の心配はつきものです。
家庭によって飼われている犬は、注射をしていることもあります。ですが、野犬は注射をしていないことがほとんど。
そもそもに野犬がほとんどいない日本からは想像ができにくい環境。野犬のこと、狂犬病のこと。やっぱり日本と違ってより一層心配です。
そんなフィリピンの野犬事情。野犬がいなくなったら、もっと歩きやすいのに!もっと外出しやすいのに!と思ったことは何度もあります。
野犬がいなくなれば病気の心配もないし、噛まれる心配もないし、通行の面で邪魔になることもありません。
フィリピンの野犬を回収するというアナウンス
さてさて、そんなフィリピンの野犬事情。
ボラカン州(マニラ市の北の方)でアナウンスがありました。
今日あったアナウンスはそんな野犬について。
うさみ自身は、そのアナウンスがあったのに気がついていなかったのですが、遊びに来ていたフィリピン人の方が教えてくれました。
アナウンスの内容はこのような内容。
「道をうろついている野犬は区の職員(保健所のようなもの)が回収します」
この内容は早速、今日から施行されたみたい。
ちなみにきちんと首輪をしてつないでいる飼い犬は回収はされないとのこと。飼われていても首輪をしてないことが多いから、みなさん急いで買いにいってました。
実際にフィリピンの野犬は回収されるの?
アナウンスの話を聞いたのが12時頃。
うさみ
あたりを調査するべく18時頃に家の近くを散歩してみました。
今までの18時頃の様子は、
- 日が暮れるはじめ、あたりはだんだん真っ暗に
- 野犬が50mに5匹はうろついていて少し怖い
- 野犬のテリトリーに入ると吠えられる
という様子でした。
ですが、今までだったら50m歩くと5匹は出会っていた野犬が、アナウンスがあった今日は
- 1kmくらい歩いてたった3匹としか出会いません!
これってすごく珍しい光景!今までこんなの見たことありません!
野犬がいなくなったらもっと、安全に、安心して暮らしていくことができる、そう思っていました。
そして、道に犬のうんちが落ちていることもあります。
今までは、歩く時は犬のうんちを気にし、下ばかり見ていながら歩いていました。
ところがこれからは普通に前を見て歩くことができます!嬉しい!
フィリピンはこれからも良くなっていく国
フィリピンはまだまだ発展途上。だけど、着実にドンドン良い方向に向かっているように感じます。
こういうところが「2018年投資をした方が良い国」のNo.1に選ばれた理由なのかも。
明日はもっと良くなっている!そんな風に思える国、フィリピン。
フィリピンの人は、ポジティブに、前向きに、明るく、ほがらかです。
日本ではなかなかできない体験をしながら、なかなか出会えない考え方に触れながら日々生活することができます。
野犬が減ると、狂犬病もグッと少なくなるでしょう。
日々進化していく、フィリピン。そんな国でうさみは今日ものんびり、まったり暮らしています。
フィリピンが明日にはもっといい国になりますように。