フィリピンは魅力あふれる国。一度訪れてフィリピンの魅力に触れると、フィリピンの素晴らしさを感じて、多くの人がフィリピンに移住したい!と思う人も多いはず!
その一方でフィリピンの文化やフィリピン人の価値観に戸惑ったり、在住の日本人との対人関係にトラブルがあったりと、フィリピン移住に失敗する人も少なくありません。
うさみ
フィリピンへ移住を考えているあなたに知ってほしいフィリピン移住に失敗しないために先に知っておきたい、後悔の原因と理由をお伝えします。
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フィリピン移住に失敗した人が世間で話題にならない理由
悩める子羊
なんてこと思った事一度はありますよね。
行くぞ!と勢いづいて行くのはいいんです。でも、その前に知ってほしいのは
- フィリピン移住で失敗してしまった人
- 帰りたくても帰れず、日本に帰りたいと嘆く人
- フィリピンから日本に帰ってきた人
がたくさんいるという事実もあります。
ですが、フィリピン移住に失敗したという話は話題になりません。話題にならない大きな理由は
- 失敗したということが恥ずかしくてあまり大きな声で言わない
- 日本にそっといつのまにか帰ってきている
- いろいろな理由で帰国できず海外で泣いて生活している
フィリピンは東南アジアで1番困窮法人が多いとしても知られています。
困窮法人とは、日本に帰りたくても様々な事情で帰れない人のこと。
その末路はひどい人の場合、フィリピンでホームレスをして暮らしています。今も実際にいるんです。本当に。
後悔する原因と理由
数ヶ月前まではワクワクとドキドキで胸が張り裂けそうなくらい、楽しみにしていたフィリピン生活も「失敗した…」と後悔してしまうのは本当に残念すぎます。
フィリピン移住に失敗する原因をランキング形式で見てみましょう。
第7位:いい部分だけを見てフィリピンへ行ってしまった
移住をする前って、ワクワクしていることもあって、ついついメリットやいい情報ばかりに目が行きがちです。
逆に、デメリットや悪い情報は頭に入ってきにくいです。
フィリピンでも
- 人柄が優しい
- みんなゆったりのんびりしている
- リゾート大国でいつでも海に行ける
- 物価が安い
などのメリットをよく聞きます。
ですが、実際には
- 優しい人もいれば、詐欺・騙してくる人も
- そもそもに働かない、働き方が全然違う
- ビーチへ行こうとすると入場料がかかることが多い
- 物価が安いのは一部だけ、日本食レストランは日本より高い
- アリや蚊、ハエなどの虫が多い
などという現実もあります。
いい部分だけをみてフィリピンへ行って、後から悪いところがドンドン見えて嫌になってしまうというのはよくある失敗のパターンです。
第6位:どうにかなるさ精神で何も準備をしなかった
フィリピンへ移住する前に、準備をしておいたほうがいいことがいくつかあります。
言語(英語)、仕事、住む場所など
ですが、一部では「海外へいきなり行っても、日本人なら仕事はあるよ!」「資金ゼロでも移住できるよ」「物価の安いフィリピンなら少ない貯金・年金でもなんとかなるよ!」という一部なポジティブな情報を鵜呑みにしてそのままフィリピンへ。
もし、仕事が見つからなければ…どうなるかは簡単に想像がつきますよね。
お金がなければ残念ながら生活をすることができません。ひどい場合、日本に帰ることさえできません。
どうにかなるさ精神で行動をして、フィリピンで困窮法人に・ホームレスなってしまうという悲しい末路だけは避けたいです。
第5位:日本ではない国に住むという意識が低かった
うさみもフィリピンに来てから物凄く感じるようになったことですが、日本はとても住みやすい国です。
フィリピンでなにかしようとすると、RPGゲームのように1つ1つクリアしていかないこと、トラブルがものすごくあります。
銀行で送金するだけで1日仕事になったります。
さらに、治安は日本のように良くないです。日本は世界でもダントツで治安のいい国。同じにしてはいけません。
日本ではないという意識を持ち、文化を受け入れ、言語を勉強する、考え方を理解する。
そういったことができないとすぐに「日本のほうが良かった…」と比べがちになってしまい、帰りたい。と後悔します。
第4位:求める医療レベルが違った・健康ではなくなった
移住する前は考えなかった、思わぬ誤算な事が多い、健康問題。
フィリピンの医療レベルは都会では高いですが、田舎のほうでは日本の医療レベルに追いついていないところもチラホラ。
さらに、フィリピンの病院は激混みで、受診するまで2時間、3時間待つことがほとんどです。
健康でいるというのは移住すると最重要課題の一つです。
うさみの知り合いは、フィリピンで透析を受けるのは大変ということで日本へ帰っていきました。
第3位:その国の文化に耐えることができなかった
日本にも知らず知らずのうちに、暗黙の了解ってありますよね。
フィリピンにも暗黙の了解ってあるんです。
- フィリピンタイムっと行って約束の時間に全然間に合わないことだってあるし、
- 1日中大音量でカラオケパーティーをしているし、
- 突然お金を貸してと平気で頼まれることだってあります。
日本ではお金を借りるのはなんだか、恥ずかしいという雰囲気がありますが、フィリピンには微塵もありません。むしろ普通のことです。
フィリピン人は簡単にお金貸してって言うて本当?借金の回収方法と断り方。経験者の対処法これもある意味、文化・考え方の違い。
こういった「えー・・・ありえない」と思うような小さな摩擦を上手に受け流すことが必要です。
完璧主義だったり、些細なことで傷つくような人はイライラしたり悲しくなってフィリピンを嫌いになってしまうことも。
第2位:親戚づきあい、お金の貸し借りでお金がなくなった
フィリピンは家族をものすごく大切にします。
フィリピン人と結婚をしている人ならわかるかもしれませんが、親戚づきあいはとっても大変です。
一番たいへんな部分はお金。
「家族を助け合う」ということをとても重要視していて、困っている家族がいると平気でお金を貸します。
そのうちに、貯金が底を尽きてしまい、にっちもさっちもいかない状況になることも。
日本にはない、フィリピン独特の親戚づきあい、お金への価値観をうまく受け入れることができないと、いつの間にかお金がなくなってしまいってしまいます。
第1位:友達ができなかった、孤独に耐えれなかった
もともと、日本で人間関係がうまくいかなかった。という理由でフィリピンに移住する人も居ます。
なのに、フィリピンに移住して孤独に耐えられることができなくなって帰国する人もたくさんいます。
人間、不思議なもので、人と人とのつながりが幸せ度をかなり左右します。
- 自分の気持ちを話せる友達
- フィリピンのことを相談できる相手
- 日本語で話ができる
というのは右も左もわからない、初めてのフィリピン移住生活ではとても重要なことです。人は思っている以上に人を欲するものなんです。
移住を後悔する原因ランキング
移住をするというのは人生の中でも大きな決断。ランキングで紹介したようなことは移住を考えている人ならとても身近なことです。
- 第7位:いい部分だけを見てフィリピンへ行ってしまった
- 第6位:どうにかなるさ精神で何も準備をしなかった
- 第5位:日本ではない国に住むという意識が低かった
- 第4位:求める医療レベルが違った・健康ではなくなった
- 第3位:その国の文化に耐えることができなかった
- 第2位:親戚づきあい、お金の貸し借りでお金がなくなった
- 第1位:友達ができなかった、孤独に耐えれなかった
あなたのフィリピン移住が理想のものになるためにも、フィリピン移住をする前にしっかりと事前準備をして移住にのぞみましょう。
これ、前に知っておいたら・・なんてことがないように徹底的に準備はしてオッケー。不足するなんてことはありません。多いくらいでちょうどいい!