フィリピンの永住権4種類。SRRV、SIRV、クオータービザの比較。メリットとデメリット

フィリピンの永住権(クオーター)、滞在ビザの比較。メリットとデメリット

悩める子羊

  • フィリピンのビザ、いろいろあるけど結局どれが一番いいんだろう?
  • 僕の条件に当てはまるのはどれだろう?
  • それぞれのビザのメリットとデメリットは何?

フィリピンのビザを調べていると、結局どのビザが一番自分の条件にあっているのか、わからなくなってきますよね。

自分の条件に見合うビザは結局どれなんだろう?というあなたの疑問に、実際にフィリピンの永住権を取得したうさみがまとめていきます。

フィリピンの永住権を取得したからこそわかる、4種類のVISAの条件とレビュー、メリット・デメリットも紹介していきます

うさみ

フィリピンの永住権を取得できるビザは?

フィリピンの永住権は主にこの4種類。

  • 結婚用・永住移住査証 (Mon-Quota Immigrate Visa)13a、13b
  • 特別居住退職者ビザ(SRRV)(リタイアメントビザとも言われます)
  • 特別投資家ビザ(SIRV)
  • 特別クオータービザ(Quota Immigrant Visa)

永久(permanent)に有効期限のあるビザはこのうち、クオータービザのみ。その他のものは離婚すると無効になったり、投資金を引き上げると無効だったり、ビザの更新が必要だったり、条件付きのビザです。

今回はこの4つのビザの条件を主に比較していきましょう。

永住権を取得できるビザの条件を比較&レビュー

悩める子羊

そもそも、どのビザが僕の条件に当てはまるんだろう?

じゃぁ、このYes/Noフローを見て、当てはまるのを見てみましょう

フィリピンの永住権(クオーター)、滞在ビザの比較。メリットとデメリット

※犯罪履歴がない人を前提とした条件で作った表です。

これでだいぶあなたの当てはまるビザが絞れたはず!もちろん、「取れるかも!」ということでこれの他にも条件にがあります。預金額や投資額、年齢などなど・・・

実際にそれぞれの条件を踏まえた上で比較してレビューしてみました。結婚ビザは条件が”結婚”という他のビザとは全く異なる例外部分が多いので比較がしづらくなっています。

レビュー項目は

  • 合計費用
  • 年齢
  • 就労できるか
  • 取得しやすさ
  • 総合評価

です。★が多いほど条件が優しいものです。逆に少ないものは条件が厳しいものです。

結婚用・永住移住査証 (Mon-Quota Immigrate Visa)13a、13b

合計費用 フィリピンでの結婚式(セレモニー)1500〜2500ペソ
+各種書類取得費用
+健康診断費用
年齢 18歳以上
※20歳未満の場合は親の同意書が必要
就職できるか 可能(外国人雇用登録証の登録が必要)
取得しやすさ フィリピン人と結婚していれば、取得できる
その他条件 ・フィリピン人の配偶者がいる
・結婚して初年度は仮ビザが発行される(13a)
・2年目の申請時にビザが発行される(13b)
・発給申請の前に海外居住フィリピン委員会が主催する「婚前講座」への参加が必要

結婚用・永住移住査証はフィリピン人の配偶者がいればかなり簡単に取得することができます。預金の証明や、移住歴も必要ありません。ただし、もちろんフィリピン人配偶者がいなければ取得できませんのであしからず。

結婚用・永住移住査証の評価
合計費用
(5.0)
年齢
(5.0)
就労できるか
(5.0)
取得しやすさ
(3.0)
総合評価
(4.5)

特別居住退職者ビザ(SRRV)

このビザには3種類のビザがあります。

  1. SRRV CLASSIC
  2. SRRV SMILE
  3. SRRV HUMAN TOUCH

もちろんそれぞれ条件が違うので3つまとめて比較してみましょう!

ビザ名 SRRV CLASSIC SRRV SMILE SRRV HUMAN TOUCH
合計費用 ・35歳~49歳:5万USドル
・50歳以上で年金受給なし:2万USドル
・50歳以上で年金受給あり:1万USドル
+各種書類取得費用
+健康診断費用
+年会費360USドル
2万USドル
+各種書類取得費用
+健康診断費用
+年会費360USドル
1万USドル
+各種書類取得費用
+健康診断費用
+年会費360USドル
年齢 35歳以上 35歳以上 35歳以上
就職できるか 可能(外国人雇用登録証の登録が必要) 可能(外国人雇用登録証の登録が必要) 可能(外国人雇用登録証の登録が必要)
取得しやすさ 年齢とお金の条件があえば取得できる 年齢とお金の条件があえば取得できる 年齢、お金、介護が必要という条件があえば取得できる
その他条件 ・35歳以上
・犯罪履歴がない
・フィリピンでの健康診断で健康と認められる
・指定された金額の預金額をフィリピンでできる
・預金は申請後投資へ資金移動可能
・35歳以上
・犯罪履歴がない
・フィリピンでの健康診断で健康と認められる
・指定された金額の預金額をフィリピンでできる
・預金は申請後投資へ資金移動できない
・35歳以上
・犯罪履歴がない
・介護を必要としている
・フィリピンでの健康診断で健康と認められる
・指定された金額の預金額をフィリピンでできる
・預金は申請後投資へ資金移動できない

特別居住退職ビザ(SRRV)は他の国のリタイアメントビザよりも圧倒的に取得しやすい条件です。

リタイアメントビザで有名なタイはリタイアメントビザが取得できる年齢は50歳以上。フィリピンと15歳も差があります。

ただ、費用が投資や銀行の預金にロックされてしまいこの金額を下回ると取得ができなかったり更新ができないです。「預けたままのお金」が多い人で220万円以上発生する点で投資の観点からいうともったいないです。

こちらのビザは就労可能!フィリピンで働きたい!という人にも向いているビザです。

特別居住退職者ビザ(SRRV)の評価
合計費用
(2.0)
年齢
(3.5)
就労できるか
(5.0)
取得しやすさ
(3.0)
総合評価
(3.5)

特別投資家ビザ(SIRV)

合計費用 フィリピンでの投資合計額7万5000USドル以上
+各種書類取得費用
+健康診断費用
年齢 特に問われません
就職できるか 可能(外国人雇用登録証の登録が必要)
取得しやすさ フィリピンで必要条件以上の金額を投資していれば取得できる
その他条件 フィリピンで株式もしくはコンドミニアムの投資を7万5000USドル以上している

・毎年更新が必要
・犯罪履歴がない
・フィリピンでの健康診断で健康と認められる
・投資資金を引き上げるとビザは無効

特別投資家ビザ(SIRV)はフィリピンに必要金額以上投資をしていれば取得ができます。なんと、年齢は不問!何歳でも取得できると言うから驚きですよね。

ただし、株式を売ってしまったり、コンドミニアムを売ってしまったりするとビザは無効となります。投資なのでいつかは売ってしまう可能性が高いと思うので、別のビザへの切り替えなども考えながらのほうがいいかも。

特別投資家ビザ(SIRV)の評価
合計費用
(3.0)
年齢
(5.0)
就労できるか
(5.0)
取得しやすさ
(3.0)
総合評価
(3.0)

特別クオータービザ(Quota Immigrant Visa)

合計費用 フィリピン政府に認定された銀行で5万USドル以上の残高
+各種書類取得費用
+健康診断費用
年齢 特に問われません
就職できるか 可能
取得しやすさ 年間50人限定
その他条件 ・フィリピン政府認定の銀行に5万USドル以上の残高がある
ビザの取得が終わったら5万USドルはフィリピン国外に移動してもOK )
・犯罪履歴がない
・フィリピンでの健康診断で健康と認められる
・預金はビザ取得後に好きにしてOK

特別クオータービザ(Quota Immigrant Visa)はフィリピン政府認定の銀行に必要金額以上の残高があれば取得ができます。

なんと、年齢は不問!何歳でも取得できると言うから驚きですよね。

このビザの魅力はビザの取得が終わったら5万USドルは好きにしてOKなところ。日本にお金を戻してももちろん大丈夫。こんなビザはなかなかありません。

ただし、取得できるのは年間50人。「少ない…」と思うかもしれませんが意外と大丈夫かも。

うさみが取得したのはクオータービザです。詳しいクオータービザの情報は別途ブログでまとめます!

特別クオータービザ(Quota Immigrant Visa)の評価
年齢
(5.0)
就労できるか
(5.0)
取得しやすさ
(2.0)
総合評価
(4.5)

それぞれのビザのメリット

結婚用・永住移住査証 (Mon-Quota Immigrate Visa)13a、13bのメリット

結婚用・永住移住査証のメリットはなんといっても、取得の条件のゆるさ。フィリピン人の配偶者がいればぼほ条件はクリア。

書類をそろえ提出すればビザの取得をできます。

特別居住退職者ビザ(SRRV)のメリット

特別居住退職者ビザ(SRRV)のメリットは35歳以上でお金の条件をクリアすると、ほぼほぼ取得ができます。

更新もなく、年会費を払うだけで維持することができます。

特別投資家ビザ(SIRV)のメリット

特別投資家ビザ(SIRV)のメリットは年齢制限がないこと、投資したお金の分でビザの申請にあてることができるということ。フィリピンのコンドミニアムでの不動産投資やフィリピンの株式投資をしている証書があればOK!

特別クオータービザ(Quota Immigrant Visa)のメリット

特別クオータービザ(Quota Immigrant Visa)のメリットはなんといっても、ビザを取得後、預金をフィリピン国外に持ち出して大丈夫なこと。日本に送金ももちろんOK。

年齢制限もなく、1度取得すれば永久的にビザを使うことができます。他の国でもあまりみない好条件のビザです。

それぞれのビザのデメリット

結婚用・永住移住査証 (Mon-Quota Immigrate Visa)13a、13bのデメリット

結婚用・永住移住査証 (Mon-Quota Immigrate Visa)13a、13bのデメリットは、離婚してしまうとビザがなくなってしまうこと。

フィリピン人と外国人の離婚率はかなり高い数字。結婚生活と共にビザもなくなるということを踏まえて行動が必要です。

特別居住退職者ビザ(SRRV)のデメリット

特別居住退職者ビザ(SRRV)のデメリットは、資金をフィリピン国外から持ち出すことができないこと。

常に約200〜600万円がフィリピンでロックされてしまいます。投資の観点からいうとこれは結構痛いですよね。

特別投資家ビザ(SIRV)のデメリット

特別投資家ビザ(SIRV)のデメリットは、必要な投資資金の高さ。

約850万円のお金が必要です。さらに、申請に時間がかかるとの噂も。

特別クオータービザ(Quota Immigrant Visa)のデメリット

特別クオータービザ(Quota Immigrant Visa)のデメリットは実態のつかめなさ。2015年には一時発行が停止されていたこともあり、今でも情報がかなり錯誤しています。

また、代行業者や仲介業者での詐欺も多く、信頼できるエージェントを探すのが難しい点も。しかもエージェントの手数料がかなり高額!

個人取得もできますが、根気が必要な部分も。うさみはエージェントにお金を払うのがもったいなくて個人取得しました。詳しい取得についての話は別途まとめます。

まとめ

フィリピンの永住権、こうしてみるといろいろな条件があります。

  • あなたの年齢
  • あなたの収入
  • あなたの貯金
  • フィリピンに置いておける資金

などなどあなたの中の条件を整理して、ぴったりのビザを見つけてください。

ここでは書ききれていない取得の方法や必要書類もあるので、随時更新をしていきます。もし、「こんな情報が不足しているよ!」などありましたらお気軽にコメントしてください(*^^*)

私は26歳でクオータービザを取得にチャレンジしました。

  • 35歳ではないのでSRRVは申請できないこと
  • 数百万もお金がないこと
  • すぐに返す条件で500万程度のお金を用意できたこと

がクオータービザを申請する大きな決め手でした。

エージェントに依頼しようと思うと、エージェント費用がかなり高額(数百万)。しかも、詐欺も横柄していてどこの業者を信用することができるのかわからない…ということで、エージェントを通さずに自力で取得を決意!

無事に自力でクオータービザの取得の道をみいだしましたが…もちろんメリット・デメリットもありました。

【フィリピンのクオータービザのデメリット】取得をしたい人に教えたい3つの事【経験者の体験談】【フィリピンのクオータービザのデメリット】取得をしたい人に教えたい3つの事。【経験者の体験談】

取得記を書いていくのでまたそちらをご参考にしていただければ幸いです。

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