フィリピンに住んでいる日本人、うさみ(@usamilife)です!
フィリピンに移住!というと大体の人は
「日本より生活費が安くなっていいね!」
と言います。
フィリピンは確かに東南アジアで日本よりも物価が安いイメージ。
さて、実際にそうなのでしょうか?
うさみ
フィリピンの田舎に実際に移住しました。
今回は生活費の中でもフィリピンの田舎の家をピックアップ。
- フィリピンの田舎の家の家賃ってどのくらい?
- 田舎でもクオリティーはいいの?
- 家具や家電がついてくるって本当?
そんな疑問に応えるべく、実際に今まで住んだ家と住んでいる家と家賃を紹介していきます。
とばし読みはこちら
うさみが実際に住んでるフィリピンの田舎の家
うさみは現在フィリピンの田舎暮らし真っ只中です。
ぴよこ
クオータービザを取得しようとしている際に長期滞在が必要になり、日本人の知り合いの方に紹介してもらったのがブラカン州でした。
その後、ブラカン州にとどまる必要はなくなったのですが、今も住んでいます。
ブラカン州を選んだ大きな理由は3つ。
- 家賃が安い
- アクセスが良い
- マニラより治安が良い
あと、友達がここに住んでるのも大きいです。
ブラカン州の中でも5つの家を転々としたのですが今住んでいるこの家が一番気に入ってます。
フィリピンの田舎の家の家賃相場
うさみが住んでいるブラカン州はマニラから北に2〜3時間。
マニラに比べるとやっぱり田舎。コンドミニアムなんてほぼありません。
アパート借りたいな〜と思ったら借りれる家は
- 長屋タイプのアパート
が主流です。
2階建て、3街建てのアパートはあんまりありません。
一軒家の貸出はすごくレア。うさみも今の所家賃はどれくらいなのか知りません。(もし知っていたら教えてほしいです)
が相場です。
うさみ
サリサリストアはオープンしようか悩んだけれど物置代わりに使ってます。
マニラ市内だと、4000ペソの家はほぼないです。
フィリピンの田舎の家のクオリティーは?
そんな激安物件のこのお家。
家のクオリティーは日本と比較すると「それって住んでいいレベルの家なの!?」という感じです。
この家が特別、というわけではなく、新築以外どこでもこんなものって感じです。(まだマシなほう)
慣れれば結構平気になるもの。人間の適応能力ってすごい!
というのも、うさみ夫婦はフィリピン現地の人たちが借りるレベルの家に住んでます。
外国人向けじゃないんです。実際、このアパートの住人で外国人はうさみ夫婦のみ。あとはみんなフィリピン人世帯です。
それでも、屋根はちゃんとコンクリートでできてるし、良いほうの家だと思ってます。
- ホットシャワーがない
- そもそもにシャワーが壊れてる
- トイレの便座がない
- お風呂はバケツ
- ヤカンでお湯を沸かしてお風呂に入る
- 窓ガラスが割れてそのまま(網戸、鉄格子がある&窓の外は隣の家の壁だからOK)
- キッチンには蟻が巣を作りまくってる(噛まれると痛い)
- 午前中は地域ごと断水する
- 向かいの家の住人は引っ越して2日目に「お金貸して」
- 家の玄関前に置いていた私物が盗まれる
書き出したらキリがないくらい、不便・不満なことはあるけどストレスはあんまり感じずに
家賃と環境のバランスで、「こんなもんか。」と思って生活してます。
内装の写真はこちら

ここに引っ越してくるまでにもっと劣悪な環境を経験したりしたことも大きいかも。笑
あと、ほんとに慣れはすごい。

うさみ

こういう大変なことって、日本にいる友だちに話すネタになるので結構重宝します。
最近は人生ネタ集めみたいになってるかも。
でも、もちろんフィリピンの家全部がこんな家ではないんですよ!
うさみ
みたいなお家で生活している人のほうが多いと思います。
うさみもいつかしてみたい!
フィリピンの家には家具・家電がついてるってほんと?
よくテレビで、
「なんと海外の家では家具・家電がついているんです」
というような紹介がされます。
マニラやセブのコンドミニアムでは家具・家電付きが主流。
手ぶらで引っ越しができ、家具や家電を買う出費がないのでかなーりありがたいです。
でも、田舎の家は事情が違います。
フィリピンの田舎の家では基本、家具・家電はなし。
日本とおんなじです。空っぽの箱を貸してもらう感じ。
高価そうなものは家の外に置いておくと泥棒に取られちゃう。
たぶん、家具・家電付きの家にしちゃったら引っ越したびにもっていかれちゃいそう。
フィリピンの田舎の一軒家の価格はどれくらい?
最近、この長屋アパートのオーナーに
「家、買わない?」
と勧められました。
4ベッドルームあって〜と説明してくれたけど、英語の話すスピードについていけずちゃんと詳細わからず。
お値段は4百万ペソ(約900万円)って言っていました。
ただし、フィリピンでは外国人が外国人名義で土地、家を買うことはできません。(コンドミニアムは購入可能)
抜け道はあるんで、そちらについては後日別記事で紹介します。
フィリピンの家は都会と田舎で全然ちがう
フィリピンの家の家賃は
- 都市部
- 田舎
でかなり、差があります。
都市部のコンドミニアム(タワーマンション)だと、日本より少し安いくらい〜日本より高い家賃だったりします。
1Rで30,000〜60,000円くらいが相場です。
その他の部屋のサイズの家賃相場はこちらの記事で詳しく紹介しています。

あと、意外なのは、気をつけないと家の施工が甘いこと。
施工のクオリティーの問題はデベロッパーによって全く違います。
- 全く問題なくってきれいな家もあれば
- 水漏れ、サッシの緩み、ひび割れなどが発生している家
もあります。
うさみ
どんなに修理をしてもぴちょん、ぴちょんっと水が漏れちゃう。
窓のサッシの施工が甘かったり、壁が割れてきていたり、じっくり見てみると日本では考えられないようなクオリティーだったりします。
長期滞在で家さがしをしている方、不動産投資をしようと思っている方はデベロッパーがどこなのかとかも気をつけて見たほうがいいです。
フィリピン=リッチは、人による
海外移住!海外生活!と聞くとどうしても「リッチでラグジュアリー!」というイメージがあります。
でもそれは、そうだったり、そうでなかったり。
フィリピンでは生活費を下げようと思うと、現地レベルの生活が必要です。

逆に、日本と同じレベルの生活をしようとすると日本以上にお金がかかることも。
自分に合った生活スタイルを確立して、無理なく楽しくフィリピンでの生活を楽しみましょう!
この家の内装の写真はこちら
