フィリピン、マニラのマカティに住んでいるうさみ(@usamilife)です!
フィリピンに関わり始めて約2年。
フィリピンの医療の平均レベル日本より劣ると思っています。(少なくとも優れているとはあんまり思わない)
というのも理由があって
- 地方の病院の施設レベルが知れていた
- 都市部の病院の待ち時間がエグい
- 足を切った話を3回聞いた
という経験があるからです。
地方都市の病院は、風邪とかの簡単な病気なら大丈夫だろうけど、事故とか入院が必要とかになると設備や医師のレベルが心配。
都市部の大きい病院は設備はいいとは聞いているけれど、待ち時間がエグい。3時間〜4時間待ちは当たり前の様子。
そして特に今回、直近二ヶ月以内に面識のある人が足を切った話を聞いたので、内心ビビりまくりです。
”切った”というのは、擦り傷や切り傷の話ではありません。2本ある足のうち、1本を失っていたり両足を失っているということ。
義足が必要なレベルの意味です。
どうか知っていたら教えてほしい。
なぜ、フィリピンでは簡単に足を切ってしまうのか。
今回はうさみが聞いたフィリピンで足を切ってしまった(失ってしまった)人の話をお伝えします。
事故の話もするので痛そうな話なので苦手な方はあんまり読まないことをオススメします。
1人目:交通事故で足を切った人
セブで留学していた時の語学学校の先生だったAさん。
ある日、先生が授業にこなくって「どうしたんだろうね〜?」と話していたら先生が交通事故に巻き込まれてしまったとか。
しかも足を切る必要があると…。
聞いた限りの状況はこんな感じ。
夜、バイクに乗って同僚の先生とでかけた時。
2人乗りの後ろに乗っていた2人。
運転していた同僚が、道のくぼみに気が付かずそのままくぼみの上を走ってしまいタイヤがとられバランスを崩してしまった。
後ろに乗っていた先生が前に投げ出される形になり、対向車線を走っていた車に投げ出された先生の足を引かれてしまった。
足を切ってしまう手術が必要なほどのダメージ。
でも、「手術代がない」ということで学校にはしばらく先生の手術代のための募金箱が設置されていました。
2人目:病気で足を切った人
ホープくんの親戚のBさん。
ロンブロン島でお家にステイさせてもらったり、ご飯を御馳走になったりとかなりお世話になった方です。
関連記事>>フィリピンで世界ウルルン滞在記。ロンブロン州でフィリピン人ファミリーと5泊6日!女一人で飛び込んできた。2日目
ロンブロン島に住んでいるはずのBさんがなぜかマカティの病院にいるという話が入ってきました。
うさみ
と聞くと、
「病気でね、足を切る必要があるんだ。だからだよ。」
と…。
フィリピン人に多い糖尿病が理由かと思ったのですがそうではないみたい。具体的な病名は教えてもらえませんでした。
ほんの半年ほど前に会った時はあんなに元気だったのに…!
お見舞いには行けなかったのですが、人づてに「元気そうだったよ」とは聞きました。
3人目:交通事故で足を切った人
この方は、うさみ夫婦がブカラン州に住んでいた頃にお世話になったCさん。
フィリピン人の奥様と日本人の旦那様のご夫婦。年金を受給している年齢でフィリピンで商売もしながら生活していました。
うさみ夫婦はクオータービザの面接待ちでフィリピンに長期滞在が必要でブラカン州にいた時に知り合いました。
「そんな家賃ぼったくられてるよ。こっちに住みなよ。」と親切にしてもらいご夫妻が住んでいる家の部屋の一室を間借りさせてもらいました。
その時の詳しい話は下記の記事で書いています。
関連記事>>【フィリピン移住】フィリピンで13の家に住んでみた。移住先を決めるまで【田舎の家は縁と運編】
今はマカティにうさみ夫婦が引っ越してしまったため、このご夫婦とは特に交流もなく近況も全く知りませんでした。
ところが、このご夫婦が運営されているジムに久々に行ったというホープくんから近況を知ることになります。
久々にジムへ行ったホープくん。
そこには奥様の姿しか見えなかったんだとか。
ホープくん
と、奥様に聞いたところ衝撃の事実を知ることに。
「5ヶ月前にね、事故をして足を切っちゃったんだよ。だから、今は日本にいるよ。
バイクを(自分で)運転している時に、横から来たトライシクルとぶつかっちゃったのよ。
足がぐちゃぐちゃになっちゃって…。」
足を失った人の話の中で一番衝撃的な話でした。
というのも、ブラカン州のこのあたりのエリアはうさみも半年以上住んでいてよーく知っている場所です。
片側一車線で車も多く、渋滞がしょっちゅう発生するのでスピードを出せるようなエリアではありません。
Cさんがバイクで走っていたであろうメインストリートでは20〜40kmくらいしか出せないです。
交通マナーもマニラ程悪くはない。トライシクルもそこまでスピードは出していません。(特に渋滞時)
バイク事故は確かに危ない。生身だし。
でも、そんなにスピードの出ていないバイクとトライシクルがぶつかった事故で足を切ってしまうほどだった、という衝撃。
打ちどころが悪かったのか…?
もしこれが日本で起こった事故だったらCさんは足を失わなくて済んだのかな…。
などいろいろと心が苦しくなる話でした。
もしフィリピンで足を失くしてしまったら
うさみ自身はフィリピンの生活の中で積極的に人との和を広げてはいません。
なのでフィリピンでの友達や面識のある人は少ない方で知り合い程度を含めてもおそらく20人もいないでしょう。
でも、それでも2年間の間に3人もの知り合いが足を失いました。
たまたま偶然が続いたからなのか、ほんとにフィリピンでは足をすぐに切ってしまうのかどうなのかはわかりません。
自分がコナンくんかと思うくらい、周りで足を失う人が多すぎました(生きる死神的な)
- 日本で同じような病気や事故でも足を切ってしまうのかな。
- フィリピンに住む上でのリスク
- バイク事故の危険性の再確認
など、いろいろ考えるきっかけにもなりました。
うさみ
もし、フィリピンの医療レベルについて知っていたら教えてください。
うさみの周りがたまたまこんなに足を切る人が多かっただけなのでしょうか・・・?
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