現在、海外移住しフィリピンで住んでいる うさみ(@usamilife)です。
日本にいると
- よくわからない、将来の不安。
- 急に憂鬱になる日常。
- 仕事に行きたくない、けど、行かないといけないという義務感。
ふいにそういったものを感じることがあります。
閉塞感とは、こういった”自らを取り巻く現状を打開できずにもがき苦しんでいる状態。また先行きの見えない状態”のこと。
海外から日本に一時帰国すると、閉塞感はドンドン強くなっているように感じます。
窮屈でたまらないこの日本の閉塞感の正体、考えたことありますか?
海外で生活したからこそわかる、外側からみる日本の現状と閉塞感の正体。内側を知っているからこそわかる解決策。
うさみ
日本の社会は生き辛い
電車の中で見る人の表情の暗さ、コンビニでクレーマーと化して怒鳴り散らす老人。
日本、大丈夫?と思ってしまうようなシーンが5年前より格段に増えたように感じます。
よくメディアでも取り上げられる日本社会問題とされている
- ブラック企業
- サービス残業
- 晩婚化
- 若者の○○離れ
- 超高齢化社会
- 少子化
こんなことばかり言われている社会でどうやって希望を持てと!?と疑いたくなるような言葉ばかりが並んでいます。
しかもこれに加えもっと身近な問題といえば
- 給料は少ない
- 労働時間は長い、終わらない残業(残業代がないことも)
- 税金は高い(最高税率45%)
- 消費税は2019年10月から10%
働いても、働いても、どれだけ努力をしても賃金は手元にほとんど残りません。
手元の少ない給料も、家賃、光熱費、通信費、生活費などの固定費でほとんどのお金が消えてしまいます。
しかも労働時間は長いから人生のほとんどは仕事で終わってしまいそうなくらい。
これに加え、人間関係がひどかったら辛いどころの騒ぎではありません。
日本人
「僕/私の人生ってなんなんだろう」
と、自分の人生が何なのか、自分は何なのかがわからなくなってしまいます。
もう疲弊しまくって、みんな、心に余裕がない。
閉塞感が半端ない
うさみは1992年生まれ。ゆとり教育がガッツリ施されたゆとり世代ど真ん中です。
生まれ育った時代は失われた20年と言われ経済成長がほとんどしなかった時代。
うさみ
ほとんどの人がそうだと思いますが
多くの人はそんな人生を送っています。
ですがそれと同時に多くの人がたくさんの不満を抱えていたり、頑張りすぎて心を病んでしまったりしています。
うさみの友達、知り合い周りでも5人は鬱患者の人を知っています。
だけれども、多くの部分を占めるその不安は自分ではどうしようもないと思うようなことばかり。
- 働き続けないとお金がない
- 日本の将来が不安
- 日本の借金問題
- 預金封鎖が本当にあったらどうしよう
- 転職したいけれどいい仕事が見つからない
- 昇給しても年に数千円程度、思った以上に給料が上がらない
多くの人が感じているこういった不安・不満は家族・友人・職場・などの身近なところから、知らず知らずのうちに社会全体を取り巻いて、日本全体の閉塞感につながっています。
若者が日本脱出する理由。若者目線からみた今の日本はこんなに住みづらい国今の先の見えない日本の社会や未来。この閉塞感の原因はなんでしょうか?
海外での生活や文化、働き方と比べて大きな原因は3つあると感じます。
海外と比較してわかった閉塞感の3つの原因
うさみが海外に移住して1年が経ちました。
今まで行った国の数は夫婦合わせて30カ国以上。
日本を飛び出して、海外に一歩出てみると思った以上に日本との違いがたくさんあります。
ヨーロッパやオーストラリアなどの先進国。タイやフィリピンなどの物価の安い発展途上国。
先進国と発展途上国のどちらと比べても日本の閉塞感は群を抜いています。
おそらく大きな原因はこの3つ。
- 給料は上がらない
- 労働時間が長い、自由時間がない
- 税金は知らないうちにとられている、再分配されない
給料は上がらない
今の新卒の給料はいくらか知っていますか?
ちなみにうさみは保育士をしていた時、手取りで12万円でした。
ですが、苦しいのは新卒ばかりではありません。
ロストジェネレーション(40代問題)というのがあり、40代以降も実は苦しんでいる世代なんです。
- 就職氷河期で新卒で就職できた人が少ない
- 高度経済成長期の人たちのように給料が上がっていない
- 貯金が少ない
- 介護保険料の徴収が始まる(手取り給料が下がる)
結局の所、すべての世代がお金に苦しんでいるのです。
労働時間が長い、自由時間がない
日本の労働時間の長さは他の先進国の中でもダントツの長さ。
先進国では週4で仕事をしよう。1日6時間勤務にしよう。などといって、労働時間の長さよりもライフ・ワーク・バランスを重視する動きが目立ってきています。
東南アジアでは、そもそもに働かない、半日働いたらあとは飲んだくれ。みたいな人も多くいます。人生楽しかったら貧乏でもオッケーという感じで。(もちろん人によります)
ライフ・ワーク・バランスは本当に大切で、仕事=人生 ではないということに改めて気付かされます。
税金は知らないうちにとられている、再分配されない
オーストラリアに行った時のこと。
- ビーチに行くと必ず公共のシャワーが設置されている
- シティーコンセルジュが街の清掃を常にしている
- ゴミ出しはゴミ袋を買わなくてもOK
という、とても何気ないことですが、街の・生活の快適さに驚かされました。
こういった事業は税金で賄われています。
自分たちの払った税金がきちんと、自分たちに還元されているというのを感じることができました。
ところが日本はどうでしょう・・・?
サラリーマンでいると税金は給料から天引きになっていて気が付きにくいですが、日本はあらゆるところで税金をとってきます。
フィリピンで住んでいて、友達に説明するのに困ったのは「住んでいるだけでお金を取られる住民税」
住んでいるだけで税金がかかるってどういうこと!?と言われたのが印象的。
当たり前だと思っていたことが海外に出てみると当たり前じゃなかったと知ることができます。
健康保険料だって実はしっかりと税金だし、国民年金は支払いが義務化されています。
これだけ税金が高いのであれば、何かしら還元されればいいのですが、還元されている実感もありません。
日本の閉塞感から逃れるための解決策
日本の閉塞感の大きな原因になっているこの3つ
- 給料は上がらない
- 労働時間が長い、自由時間がない
- 税金は知らないうちにとられている、再分配されない
お金はない、時間はない、働いた分は搾取されるだけ。
今の現状は言い方は悪いですがまるで奴隷のような扱いを受けているのが事実です。
この状況から脱するためのたった一つの解決策。
それは、逃げること。
逃げることは必ずしも悪ではありません。責任感のある人は、「今、私が抜けるとみんなが大変だし…」と思うかもしれません。
おかざき真里さん著、サプリというマンガの最終話でこういうセリフがあります。
「サラリーマンてのは死なないためのシステムなのよ」
おかざき真里さん著、サプリ10巻より
面白いもので、お金持ちな人ほど海外へ行ってしまうように思います。
お金持ちな人は本来、日本に多くの税金を収めてくれるはず。だけれど、そういう人ほど海外へ行ってしまいます。
そうしてどんどん、今いる日本人にしわ寄せがいってしまいます。
逃げることは必ずしも悪ではありません。新しい自分にチャレンジする第一歩。
うさみは日本で鬱になってしまい、すべてを投げ出して海外へ逃げて正解だったと思っています。鬱はすっかり良くなりました。
ブログ運営者プロフィール。元保育士が海外移住。在宅副業をしながらフィリピン生活環境を変えるという意味でも、仕事をやめるのではなく、何か今までと違うことにチャレンジするのも1つ。
あなたの第一歩がうまくいきますように!
日本脱出完全マニュアル!誰でもできる海外逃亡の方法を大公開。 海外逃亡という選択肢。私、海外逃亡しました。悩むくらいなら海外逃亡しよう。