海外移住は一大決心でする人が大半。「移住ってこんなにいいよ!」「海外でセレブ暮らし」「日本から出国したらこんなに幸せ。」なんて華やかな話はよく聞きます。
ポジティブな話ばかりを見て、実際に行ってみると
後悔さん
なんていう失敗をして日本に帰る人がめちゃくちゃ多いです。
実際うさみと旦那の2人で弾丸で海外移住。その結果、旦那さんは大丈夫だったのですが、
うさみ
とうさみはめちゃくちゃ後悔。帰るに帰れない状況で、泣いて泣いてで旦那さんにはかなり迷惑をかけました。笑
日本に帰りたい!海外で日本に帰国したくなる10の理由と私が実際にした7つの対処法せっかく一大決心で決行した海外移住。海外移住にはお金も時間ももちろんかかっています。そんな失敗をしてほしくない!ということでうさみ含め、うさみが話を聞いた先人たちの失敗談を元に、対策をしてみましょう!
とばし読みはこちら
日本人が海外移住する3つのパターン
「海外へ移住しよう!」そう思う人の動機はだいたい3つのパターンに分けることができます。
- 海外でビジネスを始めるから
- 外国人の人と結婚するから
- 海外へ行きたくなったから
海外でビジネスを始めるから
スマホの普及でインターネット世界がぐっと広がるりました。それと同時に今までなら出会わなかった人、行けなかった場所の情報も簡単に知ることができるようになりました。
海外から商品を取り寄せる、”個人輸入”なんかもスマホひとつでできる時代。
海外でビジネスをするというのもグーンと簡単になりました。実際にTwitterとかでも「海外移住します」「海外移住しました」なんていうツイートも時折みかけます。
駐在さんはもちろん、フリーランス、漫画家さんなんかも増えてきているように思います!
外国人の人と結婚するから
結婚は人生の中でも一つのきっかけです。
うさみ自身も結婚で人生が大きく変わった人のひとり。なのですごーく大切な選択だとも思っています。
うさみ
「この人と結婚して、日本以外の国へ行こう」ってすっごく素敵!想い想われ、環境が変化しても、海外へ移住してもお互いを尊重して幸せな結婚生活を送ってください!
海外へ行きたくなったから
「海外が好き!」「◯◯っていう国にめっちゃ憧れてて行きたい!」「海外でもっと貢献したい」というポジティブな理由はもちろん、「日本経済が心配」「日本にいたくない」みたいなネガティブな理由、といろいろな思いがあります。
もちろんそういうの含めきっかけの一つ。海外移住をしようという行動力を実現させるエネルギーが素敵ですよね。
日本人が海外移住で失敗する5つのパターン
いろんな思いで実現させた海外移住。そんな海外移住が「こんなはずじゃなかった…」という結果になってしまうのはすごーーーーーく悲しいしもったいないです。
ですがやっぱり先人の中には失敗した人や挫折した人も。
失敗する理由は5つのパターンに分けることができます。
- ビザ
- 住居
- 生活全般
- 言葉
- お金
それに加え
- 憧れだけでの行動
というのも。どうして先人は海外移住に失敗したのか、あなたが失敗しないためにも失敗した理由をお伝えします。
ビザに関する失敗
海外へ移住するとなったら「行きたい!」という気持ちだけでは行くことはできません。移住して住むためにはビザが必要です。
ビザには取得方法がいくつかあって費用、年齢など条件が異なります。
海外移住する場合、ビザの取得方法は
- 就職する
- 結婚する
- 起業する
- ロングステイビザを取得する
- 永住権を取得する
が主な取得方法です。それぞれの国で条件も異なってきます。費用、資産や年齢などいろいろな条件がつきます。
そもそもにビザの取得条件が合わなくて希望するビザが取得できなかった。
という日本を出国する前の調べ不足で海外移住を断念する。という失敗があります。
海外での住居の失敗
生活の基盤となる”家”はすごく大切。移住する国選びの次に難しいと思います。
日本に居ても不動産選びは難しいところ。それを海外で選ぶということは言葉、法的手続き、ビザ、差別など思ってもみなかった壁に衝突することになります。
家を選ぶ時は
- 賃貸にするのか
- 持ち家を買うのか
ということも選べることができます。初めての海外。うさみ的には賃貸がダントツでおすすめです。だって住む場所の環境もどんなものなのかもわからないし。
海外の家は家具付きの家も多く、契約年数も半年からOKというところもあったり日本と条件が異なることが多いです。
最初から持ち家!ここに住む!と決めきってしまうと後からしんどくなってしまい断念することが。できるだけ柔軟な選択がオススメです。
海外での生活全般の失敗
海外で生活をする、となると日本では考えられなかったようなトラブルが起こります。
うさみ
- ご飯が美味しくない
- 病院が信頼できない
- 道が汚い(動物のうんちがそこら中に落ちてる)
- 友達がなかなかできない
どれも、辛かった!笑 ホームシックという名のジャパンシックになりました。旦那さんに泣きながら「日本帰りたいー。」と訴えたことも。
海外で生活する!となると凄く明るくてキラキラ輝いているイメージがありますが、そんなことありません。
一つ一つは大したことがないように思いますが、だんだんと不満やストレスはつのっていくもの。
嫌なこと、辛いこと、そういったことのストレス発散も日本より言葉の壁や人種の壁、環境の違いがある分、ある意味難しいです。
海外での言葉の失敗
日本語が海外で通じる国はほとんどありません。日本語ができる海外の人には気をつけて!騙されるよ!とも注意されたりもします。
なので、やっぱり必語学力は必要です。
最低でも日常会話レベルの英語ができたほうがスムーズにコミュニケーションが取れることのほうが多いです。
ですが
ぴよこ
という人のほうが多いです。うさみも英語はめっちゃ苦手。レベルで言うと、中学生の時に英検5級を取って、それ以上は諦めたくらい苦手。
今は自己紹介と初歩的な日常会話レベルです。自信はありません。
そんなレベルで海外に行くと、もちろん苦労します。翻訳アプリがあっても苦労します。うん。苦労します。
何よりも、せっかく海外にいるのにコミュニケーションも取れず楽しくなく感じます。
その結果、日本語が恋しくなってしまったり、日本が恋しくなり、海外にいる意味を見いだせなくなり帰国することが多いです。
海外でのお金の失敗
東南アジアやアフリカなど、日本より生活コストの低そうな国。そんな国で最近起こっているのが、”思っていたよりも生活費がかかる!”というギャップ。
ネットで調べていると、
ミスター海外
というようなことを書いている人がいます。
これ、信じちゃいけません。
これは”現地レベルの生活”での金額。しかもどっちかっていうと貧しいほうの人たちの。
日本と同じくらいのレベルの生活をしようとすると、むしろ日本よりも生活コストがかかります。
日本の年収300万くらいの生活水準と同じものをしようとすると、年間350万くらい収入はほしいかもね。ってなるくらいです。
日本のように「何を買っても品質が保証されている」「どれを選んでも最低限のクオリティがある」ということはありません。
例えば、日本円で300円くらいのスマホの充電器を買って、充電しようとしても、充電できません。笑 最初から壊れていることもザラです。
近年は年金受給者の方が海外移住から帰ってくることが多いというデータもあります。生活コストが見合わなくなり帰国してくるんです。
生活コストを下げるために海外移住を選ぼうとしているなら、再度検討することをオススメします!うさみの知っている国の生活コストは今後ブログで紹介していきます。
海外移住で失敗しないためには?
海外移住、よく調べていても海外での生活は思ってみなかったようなことの連続。
「せっかく移住したけど、失敗した…」ということにならないためにはどうしたらいいのでしょうか?
海外へプチ移住するという選択
そう、オススメなのは海外へプチ移住するという選択。
「海外で一生住もう!」と考えるのではなく、「ちょっとどんな国か偵察しに行こうかな〜」くらいの軽い気持ちで移住すること。
観光じゃなくって生活のために1ヶ月くらい滞在すればだいたいどんなところなのか、自分がここに住めるのか、ということがわかってきます。
自分が妥協できる点、これだけは譲れない点、というのも理解がより一層深まります。
うさみが「失敗したなぁ」と感じた大きな理由も実はここ。譲れないところが思ったよりも多かったんです。
うさみ
- 快適なインターネット環境
- 清潔な居住空間(日本の普通のお家レベル)
- おいしいご飯、もしくは自炊できるキッチン
- 友達がいて、一緒に遊べる時間
がないと嫌だなっとわかりました
そして、憧れだけで移住するのも失敗した理由。
ポジティブなキラキラした話ばかりをイメージして移住するとギャップが大きすぎます。そんな楽しいことばかりではありません。なんせ、生活をしないといけないんだから!
そしてプチ移住ももう一つオススメなポイントは、
「あ、わたし、海外移住向いてないわ」というのも気がつけます。
海外移住はみんながみんな、向いているというわけではありません。人間誰しも向き不向きがあります。
憧れだけで海外移住して失敗した人にもたくさん出会いました。(その人たちは帰国後、日本でフリーターしたり、会社員したり、年金生活したりしてます)
うさみみたいに、一人でも海外移住で「失敗した」なんて思うことがないようにこのブログで体験談や経験を次の記事でお伝えしていきます。
海外移住に失敗した5人の体験談。どうして失敗したのかレポートします。