フィリピンへ行こう!フィリピンで生活をしよう!フィリピンで仕事をしよう!
と考えているみなさん、こんにちは。
フィリピン、マニラのマカティに住んでいるうさみ(@usamilife)です!
早いものでうさみが初めてフィリピンの地を踏んでからもう2年以上経過しました。
フィリピンで生活をしたい!移住したい!仕事をしたい!
という人からのお問い合わせや質問も時々いただくようになりました。
迷える子羊
みたいな相談が多いのですが、うさみが一番アドバイスしたいのは、もっと別のこと!
実は、フィリピン移住や生活で最も必要なのは◯◯力なんです。
◯◯力
あなたはなんだと思いますか?
ちょっと想像してみてください。
フィリピンで必要な◯◯力、思いつきましたか?
じゃぁ続きを読んでいきましょう!
とばし読みはこちら
フィリピン移住や生活で最も必要な◯◯力を考えていみよう
◯◯力。
フィリピンに必要そうなものといえば、いろんなものが思いつきますよね。
- 英語力
- コミュニケーション力
- 生活力
などなど。
ぴよこ
と思う人も多いはず。
でも、実際にフィリピンに”住む”、”長期滞在する”となると実は英語力よりももっと大切なことがあるんです。
それは、サバイブ力
だと、うさみは思っています。
ぴよこ
あります。
ですが、日本の便利な環境に慣れてしまった日本人にとって、フィリピンで生活をするとなるとサバイブ力は超重要なのです。
フィリピンで最も重要なサバイブ力!
サバイブ力、と言われても具体的にどういうことかというのはあんまり想像しにくいですよね。
ぴよこ
それが意外と必要なんです。
そもそも、日本は
- 整備されたインフラ
- おもてなしあふれるサービス
- キレイなトイレ
- 豊富な食材
- 安くても美味しい外食
- いつでも医者にかかれる
などなど、こういった環境がごくごく身近で当たり前になっている人のほうが多いです。
でも、フィリピンはどちらかというと正反対。
- 未整備不安定なインフラ
- 投げやりな接客、支払わなくてはいけないチップ
- バケツの水で水を流すトイレ
- 鮮度も悪く、限られた食材
- 種類の少ない外食
- 病院は3時間待ちが当たり前&医者がいないことも
というのが現状です。
都市部に行くと日本の生活に近い生活をできるかもしれませんが、そうなると生活費はかなり高くなります。
日本の当たり前と同じクオリティの生活をしようとすると、生活費は日本と同じ〜倍以上!
フィリピンに「物価が安い・生活費が安い」ということを期待してやってきた場合、痛い目に合うことのほうが多いです。
うさみ
生き残る力を身に着けよう
サバイブ力とは、生き残る力。困難を乗り越えて生き延びる力です。
フィリピンでの生活は予想もしないようなことの連続です。
また、観光でフィリピンへ来て「良い!」と思った感覚と、実際に住んでみるのでは大違いということもあります。
観光はやっぱりお客様扱い。住むとなるとたくさんの障壁が生まれます。
例えば、うさみ自身がサバイブ力が上がったなという場面は
- VISAの取得・更新が必要
⇒必要な書類や更新が自力(代行)でできるようになる - 住む場所の契約、物件探しは現地語
⇒自力・代行で契約することができるようになる - ガスや水、電気の契約や購入方法がわからない
⇒調べてできるようになる - 海外の銀行口座開設は困難
⇒代行・自力で口座開設できるようになる - 治安の悪い場所が多々ある
⇒カバンを前に持つ、夜は一人で歩かないなど自衛できるようになる - 地元の人が使う乗り物はカオス
⇒地名を覚えて乗れるようになる - トイレはバケツの水で流す&不衛生
⇒慣れて堪えれるようになる - 鶏肉は骨付きで売られている
⇒捌いて自分で骨を取れるようになる - 豚肉は骨付き・皮付きが当たり前(しかもハエがたかってる)
⇒食べれるようになる - 野菜は種類が少なく痛みやすい
⇒料理方法や保存方法で工夫できるようになる - 病院は待ち時間が長く医療費は高い
⇒多少の風邪などなら自分で薬だけを購入するようになる - 行政や何かしらの手続きで時間がかかるのは当たり前
⇒とにかく待つ・やってくれたらラッキーくらいの懐の深さを身につける
あくまで一例だけど、こんな感じ。
もし、これを見てドン引きしてしまっていたら、フィリピン移住は一旦考え直すのをオススメします。
少なくとも、これを受け入れられる心持ちでフィリピン生活に挑まないとしんどくなってしまいます。
生きるとは?幸せとは?と考える機会も増える
こういうサバイブ力が上がったなと思う場面は他にもたくさんあります。
それだけではなく、命について考える機会も増えました。
- ローカルマーケットの目の前でまるまる一匹の豚が解体されていく様子
- 闘鶏で死んだ鳥がすぐ横で捌かれていく様子
- 働かずにお腹を出して寝ているおじさん
- 道にあふれるストリートチルドレン
- 物乞いをする人々
フィリピンでの生活は、本当に「生きてる!」「幸せとは?」と実感できるようなことがたくさんあります。
食べることや家に住めていること、服があることだけでも感謝することができるようになってきます。
まさに悟りの境地。
日本に住んでいると、遠ざかってしまっていた命のこともフィリピンでは本当に身近だからかもしれません。
フィリピン移住・生活は向き不向きがある
と、うさみは思っています。
ぴよこ
と気合いを入れた人でさえ、いいのは最初だけ。半年後には「日本に帰りたい…」となってしまうことのほうが多いのです。
フィリピン移住する前に、何を買っといたほうがいいかなー?
と言うよりも、まずは「フィリピンでの生活に本当に自分は合っているのか?」ということを考えてみることが大切です。
そして、いきなり永住するよりも、まずは1ヶ月〜6ヶ月位の長期滞在でフィリピンでの生活を考えてみるという機会を作ってみるのも一つの手段です。
せっかく気合いを入れて移住するなら良いものにしたいですよね!
フィリピンのリアルをきちんと理解した上で、楽しい移住・フィリピン生活ができることを願っています!
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