現在フィリピンに住んでいる うさみ(@usamilife)です。
様々なものが急速に発展し続けるフィリピン。インターネットもその一つ!
フィリピンのインターネットは現在、絶賛★発展途上中です。
日本とフィリピンのインターネットの速度を比較すると、正直言ってフィリピンのネットはかなり遅いです。
値段も発展途上国だからといって激安でもなく、お得感もそんなにありません。
それでもインターネットは生命線!なくては困ります。
今回はそんな
- フィリピンのインターネット事情
- 各社の料金
- 実際にインターネットを申し込みしてみた
のでレポートしていきます!実際に契約したからこそわかるスピードテスト付き♫
うさみ
ある程度速度が速くて、安定したインターネット回線は必須な2人です。無事に安定したインターネットはゲットできるのか!?
とばし読みはこちら
東南アジア諸国とフィリピンのインターネット事情を比較
発展途上国の平均 GDP の成長率は依然+6%を記録しています。
ガンガン成長を続けているフィリピンの首都・マニラでは街のいたるところでは工事がされています。
大きなビルやコンドミニアムが建設中です。大きなモールもあちこちにできて、いつも人で溢れています。
色々なものが急速に発展している中、インターネットも現在発展中。
ただ…インターネットは他の東南アジアと比較すると正直、遅いです。
どのくらい遅いかというと、東南アジア1遅いと言っても過言ではありません。
- まず、インターネットのスピードが圧倒的に遅いです。
- そしてお値段もまぁまぁ良いお値段。(日本と同じかそれ以上)
- 光回線もあるけれど対応地域は都市部のごくごく一部
- 基本DSL
- ネットが不安定
ですが、これにはきちんと理由があるんです。
フィリピンは7000以上の島からなる島国。
インターネットをつなぐには海底ケーブルを通す必要があります。海中ケーブルを通すのは陸続きの場所でケーブルをつなぐよりもかなりコストがかかります。
他の国と比べ圧倒的な量の海底ケーブルをつなぐ必要があるフィリピン。経済発展中の国にとったらなかなか大変な話です。
他の東南アジアの国は陸続きの大陸だったり、島国でも数がそこまで多くなかったり、なのでインターネットはそこまで遅くありません。
むしろ日本よりインターネットの速度が速い国だってあります。
うさみ
- 韓国
- 台湾
- 中国(深セン・広州)
- 香港
- マカオ
のインターネットはサクサク・快適でした。Free Wi-Fi のスピードも、モバイル回線のスピードもどちらも問題なく使えました。タイも良いって聞きますよ〜。
そのフィリピンでも、きちんと繋がる家庭用のネットワーク回線もあります。徐々にインターネットが普及し契約も簡単にすることができます。
フィリピンの主なインターネット会社
- PLDT
- Globe
- SKY
フィリピンのインターネット会社は少し前まで2社独占状態でした。PLDT社とGlobe社。
最近はそこにケーブルTVのSKYも。
フィリピンの主なインターネット会社のプラン・料金は?
PLDT
アンリミテッドプラン
スピードプラン
アンリミテッドファイバープラン(光回線)
PLDTはフィリピンの元国営企業。
PLDTは多くの人が利用しているためかインターネット回線が混み合いインターネットがかなり不安定。また、申込みをしてもなかなか工事にきてくれないとか。
実際に使っていた人からはPLDTを使っていたけれど、すぐにネットが切れて使い物にならなかったという話も聞きました。
Globe
アンリミテッドプラン
スピードプラン
ホームWiFi(LTEエリア対応)
Globeの光回線はPLDTの回線を利用しているんだとか。
実際1ヶ月使ったことがありますが、PLDTほどまではいきませんが、1週間に1回6時間くらいネットが止まってしまうことが…。まだまだインターネットも安定しづらいものになっている印象です。
SKY
SKYはケーブルTVの回線を使ったインターネット。現在、利用可能地域を拡大中みたい。
フィリピンでインターネット契約するとなると大体の人はPLDTかGlobe、もしくはケーブルTVのSKYインターネットの中から選びます。
ただし、ネット回線の安定性やスピードは地域によってかなり異なります。
「Globeがいいよ」「PLDTがいいよ」「Globeは全然だめ」「PLDTは不安定」などネット上には正反対の意見があります。
一番いい選び方は実際にその地域で使っている人にどれがオススメなのか聞いてみること。そして使い心地も。
フィリピンでインターネット開通してみた
現在、ブラカン州に住むうさみ夫婦。
今回引っ越しをしてしばらくブラカン州に住むことを決めたので、インターネットの開通を申し込んでみました!
うさみ夫婦はGlobeにするか、ちょっとローカルな会社のAIRという(ケーブルTVの回線を使います。SKYと同じような感じ)のネット回線にするか悩んだ挙げ句、友達のオススメのAIRでインターネット開通を申し込むことに。
うさみ
※ちなみに固定電話回線を利用するインターネット接続はADSL。
- プラン選び
- 必要書類の提出
- 設置工事
- インターネット開通
プランを決める
AIRのプランは大きく2種類。
- インターネットのみ
- インターネット+ケーブルTV
うさみ夫婦はテレビは持っていないので迷わずインターネットのみを選択。
あとはどのくらいの速度がほしいかで決めるだけ。うさみ夫婦は10Mbにしました。
インターネット申し込みに必要なもの
- 申込用紙(ショップでもらいます)
- パスポート(コピーでも可)
- 開通工事の住所のわかるもの(今回の場合はメラルコ請求書)
メラルコとはフィリピンの電力会社。
受付のお姉さんに「申し込みの時にはメラルコの請求書持ってきてね!」と言われたうさみ夫婦。
うさみ
と思っていましたが、大家さんにお願いたところ、大家さんが持っていたメラルコの請求書をいただきました。
インターネット申し込みから開通までの日数
インターネットの申し込みから開通までの日数は
- 2〜3営業日
でした。
フィリピンのネット工事は基本、このくらい。日本と違って早いので助かります!
木曜日の午前中に申し込みをし、土曜日の夕方に工事をしてくれました。
営業日は月曜日〜土曜日まで。日曜日はお休みです。
インターネット開通工事
インターネット工事は日本のインターネット開通工事よりかなり本格的でした。
- テキストメッセージで工事日の連絡が入る
- 配線(屋内・屋外)の引き込み
- モデム設置
- モデムの動作確認
- 電話でカスタマーサービスへ作業完了の報告
テキストメッセージで工事日の連絡が入る
インターネットの申し込みをしたのは木曜日。
金曜日の夕方にテキストメッセージが届き「明日、工事に行くね」とのこと。
「何時になる?」と尋ねると
「within the day(その日のうち)」とかなり適当なお返事。
うさみ
と若干の不安も抱きつつ、土曜日に。
ところが、待てど暮らせど工事がこない!笑
テキストで12時頃、15時頃に連絡をするも返信なし。これ、工事に来ないやつやんー。と電話をしてみたところ、電話が繋がりやっと大まかな時間を聞くことができました。
「17時から17時半の間に行くね!」と。その後17時30分きっちりに工事スタッフが来ました。ちゃんと来た。意外。笑
配線(屋内・屋外)の引き込み、モデムの設置
工事のスタッフは2名来てくれました。
一人は屋根に登って屋外のケーブルを引っ張る作業。
もう一人は家の中でコードを引っ張る作業。
屋内の配線はモデムを置く場所に合わせて壁づたいに配線。ケーブルはきちんときれいに固定くれました。
モデムの動作確認、コールセンターに作業完了報告
工事に来たと思ったらすぐにガンガン・バシバシ作業してくれました。1つ目のモデムが不良品で少し手こずっていましたが1時間くらいで作業終了。
最後はパスワードを決めて、作業スタッフがコールセンターに連絡。
パスワードと作業完了の報告をして工事は終了!
帰り際には「もう夜じゃん!」と行って慌ててスタッフは帰っていきました。笑
インターネット開通にかかる初期費用
インターネット開通にあたってかかった初期費用
工事費 | 1000pesos(約2200円) |
デポジット(1ヶ月) | 1250pesos(約2800円) |
合計 | 2250pesos(約5000円) |
れは工事完了時に支払いをします2250ペソ工事完了しに工事をしてくれた作業スタッフに渡しました。
フィリピンのインターネット速度
今回契約したプランは、10Mbプラン(1ヶ月1250pesos約2800円)。
インターネットスピードは10Mbを上回ることなく6〜9Mbぐらいを推移しています(WiFiで測定)。
時々インターネットスピードが出ているのに遅く感じることも。特に、雨の日・風の日・台風の日などはインターネットスピードが遅いようにも感じます。
Twitterを見ているとテキストが表示されるけど、写真の読み込みや動画の読み込みが遅いことも。
インターネットに繋がっているだけマシかと思いながらだましだまし使うこともあります。
フィリピンのインターネットの平均速度は平均4.2Mbps。
近隣のインドネシア(6.4Mbps)や、マレーシア(7.5Mbps)と比べても遅く不安定。
フィリピンのインターネット事情はまだまだ発展途中。
日本で言うと今から15年ぐらい前のインターネット速度と料金プランの印象です。
そのぶんまだまだ伸びしろがあるということでもありますよね!
フィリピンに住むなら必須になるインターネット契約。まだまだ発展中のフィリピンのこれからにまだまだ期待できそうです。