現在フィリピンに住んでいる うさみ(@usamilife)です。
フィリピンでは文化の違いで驚くことがたくさんあります。
文化の違いを感じる瞬間はいっぱいあるけど、その中の一つが、 フィリピンでのフィリピン人の働き方。
日本だったらありえないような
- 働き方
- 考え方
- シチュエーション
がたくさんあります。 いいとこもあり悪いところもあるフィリピンの人たちの働き方。
うさみ
とばし読みはこちら
例えば日本のコンビニの働き方
うさみも高校生の頃にアルバイトをしたことがあるコンビニ。
24時間営業で欲しいものがちゃんとあるコンビニ行ってホント便利ですよね!かゆいところに手が届く。
むしろ最近は何でもある、なんでもできるコンビニは生活に欠かせないお店のひとつです。
日本のコンビニが便利すぎて一時帰国中には驚きました。
ただアルバイト側からすると、仕事内容が多すぎて本当に大変。
しかも理不尽なお客様も結構たくさんいらっしゃいます。
うさみが高校生の頃にコンビニでアルバイトした時
うさみ
し、し、知らんがな! とは言い返せず。
あのお客様の顔はきっと忘れないでしょう。
コンビニのアルバイトはほぼほぼ最低賃金。ちなみにうさみの高校生の頃は692円/1時間。
それで、あれだけのサービス内容を提供して、しかもニコニコと接客をしてくれる。
東南アジアだと、五つ星ホテルのような接客。もう神様なんじゃないかな!?と、感動してしまいます!
日本のコンビニアルバイト、もっと給料上げてあげてー。
フィリピンの労働環境
フィリピンの働き方は日本と全然違います。
そもそもに人々の考え方が違うのが大きいかも。
- 歌、おしゃべり、スマホが当たり前
- スタッフの数が異様に多い
- そんな理由で休むの?遅刻・欠勤
- 働く女性が男性より多い
例えばフィリピンのコンビニ
フィリピンに持っコンビニはたくさんあります。
一番多く見かけるのがセブンイレブン。
フィリピンの首都マニラだと、 500m圏内に5件以上あるんじゃない!?というくらいセブンイレブンだらけ。
日本のように24時間営業で便利です。
だけれど、労働環境は日本と全然違います!
歌、おしゃべり、スマホが当たり前
フィリピンに来て驚いたことのひとつ!
店員さんが普通にスマホを勤務時間中に触っていること。ビデオ通話しちゃってるよ!
日本だったら写真を撮られてSNSに投稿され、炎上してしまうんじゃないかな?笑
けれどフィリピンだったら普通にスマホを触っています。というか、海外は結構そんな感じ。日本はめちゃくちゃキッチリしている気がします。
店員さん同士のおしゃべりも当たり前。お客さんとのコミュニケーションも多いように感じます。
レジをしてもらっている時に、おしゃべりが始まって止まらなくなってしまいレジがストップしてしまうことも。
フィリピン人はお客さんがどれだけ並んでいようとそんなこと誰も注意しません。
掃除をしながら歌っていることだってあります。
鼻歌レベルではなく、普通に歌ってます。しかもかなりうまい!
スタッフの数が異様に多い
フィリピンのスーパーやコンビニ、ショッピングモールに行くと驚くのはスタッフの数。
特にスーパーに行くと際立って目立ちます。
昼間のガラガラのスーパーにはお客さんが3人くらいしかいないのに、 店員が15人くらいいるなんてこともあります。
これは二つくらい理由があって
- フィリピン人の給料が安い
- フィリピン人はびっくりするような理由で急に休む
ということ。
フィリピン人の給料の安さはこちらの記事にまとめています。
【フィリピンの平均月収】最低賃金はいくら?時給?日給?月収は?どうやって仕事を探すの?遅刻したり、休んだりする理由が日本だったら許してもらえなさそうな理由です!
フィリピン人は一体どういう理由(言い訳)で遅刻したり、休むのか知っていますか?
そんな理由で休むの?遅刻・欠勤理由
フィリピンでは、”フィリピンタイム”と言われるくらい遅刻が当たり前。
フィリピン人の友達と待ち合わせをしていても、”時間通りに約束の場所に行く”という日本では当たり前のことが全く当たり前ではありません。
連絡してくれればまだ待てますが、待てど暮らせど連絡すら来ないなんてことも。
遅刻の理由は「渋滞してたんだ〜」で終了です。渋滞の他にも、雨の次の日には「洪水でね〜」なんてことも。
これ、仕事になるとさらに悪化します。
休みのはずではないのに仕事に来ない。連絡が来ない。
連絡があったとしても、日本だったら訳の分からない欠勤理由で休みます。
- お父さんが体調不良。
- おばあちゃんが入院した。
- 彼女のお母さんが体調不良。
などなど。
日本のブラック企業だと、
社畜ひよこ
なんて悲痛な叫びを聞いたりします。ですが、フィリピンだったら即休みになるでしょう。
フィリピンは家族や恋人が最優先事項。
仕事なんて、次の、次の、次の、次、ぐらいのポジション。
日本人とは考え方が全く違うということを理解しておかないと大変です。
働く女性が男性より多い
国際労働機関(ILO)の発表した国別女性管理職比率。これを見てみると
- フィリピンの女性の管理職比率:47.6%
世界第4位 - 日本の女性の管理職比率:11.1%
世界第96位
こうして見てみると、日本はなかなか低い数字になっています。
フィリピンではショッピングモールやレストランに行くとレジをしてくれるのは女性が中心です。
さらに銀行などのお金を扱う業種でも女性の姿が目立ちます。
うさみ
お金を扱う大切な職は基本、女性が中心となって働いています。
またデスクワークでもどこの会社へ行っても女性の比率が高い印象です。
管理職や責任者が女性が多いというのは、日常的にも見て取れます。だってほんとに大事な仕事をしているのは女性がほとんどだから。
フィリピンの女性は働き者
日本では女性は働く上で家事や妊娠出産育児との兼ね合いで働きづらい風潮があります。
ところがフィリピンでは女性の方が働き者の印象。
大きいお腹で働いている人もみますし、職場に子供を連れて出社して働いている人もいます。
そもそもに、子供に対しても日本の社会よりもとても寛容な印象です。
日本人がフィリピンで生活するとイライラする?
そんなフィリピン人たち。
日本人がフィリピンで生活をすると、日本だったら当たり前だったことがスムーズにいかないことが大半です。
銀行で、他社銀行にお金を送金するだけで、手続きをするためだけに半日以上かかることだってあります。
日本だったらスマホで1分で済むような内容の事。
時間がいくらあっても足りません。
フィリピンで生活すると強くなる
だけどそんなフィリピン。日本とは違う多様性を受け入れることができ、人間として一皮も二皮もむけることができます。
フィリピンの「まいっか力」
・便座がそもそもない事多し
・桶の水で洗い、桶の水で流す
・頼んだ業者何日も催促して、数日後に遅れてやっとくる
・空港やイミグレオフィス、警察がお金を要求してくる(今は減ったみたい)
・何でもすぐボッタくろうとする
・孵化しかけのグロい卵が美味い https://t.co/r0rvRrl1um— Megumi-Hawaii/世界でデジタルノマド (@MeginHawaii) 2018年10月18日
日本で生活をしていると時間に追われたり、することでいつもせかせか。
気持ちに余裕のない人が多いです。
フィリピンで試される「まいっか力」
・公衆トイレが少なく立ちション(まいっか)
・買いたい卵の値段を店員が知らない(まいっか)
・頼んだ業者が永遠に来ない(まいっか)
・停電や断水を直せない(まいっか)
・ドライブスルーのマイクが故障中(まいっか)
宇宙から見ればどうでもいい。
フィリピン好き https://t.co/IUNaUMIRQN— 198cmの米国人🇵🇭(校長&社長&大使) (@198cmXP) 2018年10月19日
フィリピン人は余裕だらけ。そんなんで大丈夫!?と心配になるぐらい。笑
ですがフィリピンの人達は、どんなところからでも楽しみを見出すことがとても上手。明るくて面白い人がとっても多い!
どんなことでもポジティブに、楽しい物事に変身させてしまいます。
日本人が見失ってしまったモノをしっかり持っているフィリピン人。
フィリピンにいることで、そういったことも思い出すことができます。
【フィリピン就職のリアル】英語は必要?就職方法、求人の探し方、給料はどのくらい?