日本から飛行機でたった4〜4時間半で行ける国、フィリピン。
目的は様々です。
そんな時気になるのがビザの問題!フィリピンのビザの中でも今回は永住権である、4種類のビザを紹介します。
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フィリピンの永住権は4種類
フィリピンの永住権は大きく4種類のビザがあります。
- 結婚ビザ
- 特別居住退職者ビザ(リタイアメントビザ)
- 特別投資家ビザ
- クオータービザ
もちろんそれぞれ条件が違い目的に応じたビザを取得するのがいいでしょう。
結婚用・永住移住査証 (Mon-Quota Immigrate Visa)13a、13b
結婚用・永住移住査証ビザは、フィリピン人と結婚した外国人が対象となる永住ビザです。
結婚して1年目は結婚仮永住ビザ(13a)を発行することができ、その後正式な結婚用・永住移住査証(13b)を申請ができます。
フィリピン人の配偶者、という条件だけで申請ができます。他のビザだとたいてい必要になる、銀行への預金も必要ありません。また、フィリピンで就労もできます。(追加申請の就労許可は必要)
ビザ名 | 結婚用・永住移住査証 (Mon-Quota Immigrate Visa)13a |
費用 | 1500〜2000ペソ |
就労 | 可能 |
更新 | なし 初年のみ13aから13bへの変更が必要。 年に1回、Annual Reportで手数料310ペソを払えば更新不要。 |
条件 | 男女共に18歳以上(20歳未満は親の同意書が必要) フィリピン人の配偶者がいる。 原則として婚姻関係が続く限り、離婚しなければ永住することができる。 |
取得するには、
- 必要書類の提出
- 弁護士の面接
があります。
通常は数ヶ月程度で、仮ビザ(13a)が発行されます。
特別居住退職者ビザ(SRRV)
SRRVとはSpecial Resident Retirees Visaの略。リタイアメント用の特別永住権ビザです。
リタイアメントというと、高齢のイメージがありますがSRRVは35歳以上から取得が可能。日本人はもちろん、多くの外国人に人気のビザです。
種類は現時点(2018年6月)で3種類あります。
- SRRV CLASSIC
- SRRV SMILE
- SRRV HUMAN TOUCH
条件と対象者が少しずつ異なるので条件のあうビザを取得するのがオススメです。
ビザ名 | SRRV CLASSIC | SRRV SMILE | SRRV HUMAN TOUCH |
必要預金額 | ・35歳~49歳:5万USドル ・50歳以上で年金受給なし:2万USドル ・50歳以上で年金受給あり:1万USドル |
2万USドル | 1万USドル |
預金 | 預金をマンション購入など投資に転換することが可能 | 預金は投資に転換は不可 | 預金は投資に転換は不可 |
就労 | 外国人就労許可証を取得することで可能 | 外国人就労許可証を取得することで可能 | 外国人就労許可証を取得することで可能 |
年会費 | 360USドル | 360USドル | 360USドル |
条件 | 35歳以上の方 犯罪を犯したことのない方 必要な医療検査をパスした方 |
35歳以上の方 犯罪を犯したことのない方 必要な医療検査をパスした方 |
35歳以上の方 介護や療養を必要とする人 犯罪を犯したことのない方 必要な医療検査をパスした方 |
特別投資家ビザ(SIRV)
SIRVとはSpecial Investments Residence Visaの略。投資家向きの永住権のようなビザです。
更新は毎年しなければなりませんが、投資が続く限り滞在に制限はありません。
ビザ名 | 特別投資家ビザ(SIRV)Special Investments Residence Visa |
必要投資額 | 7万5,000USドル |
就労 | 別途許可をとることで就労可能 |
更新 | あり/毎年 |
条件 | 年齢は特に問われない 犯罪を犯したことのない方 必要な医療検査をパスした方 7万5,000USドル相当の投資 |
クオータービザ(Quota Immigrant Visa)
毎年、年間50名に発給される永久権ビザ。
条件が他のビザに比べてゆるく、滞在期間や就労にも規制がないためかなり人気の高いビザです。
ただし、2015年頃、発給を見合わせていたり、頻繁に発給条件が変わるなど、実情を掴めないビザでもあります。
ビザ名 | クオータービザ(Quota Immigrant Visa) |
申請料 | 約2万ペソ |
就労 | 可能 |
更新 | 年に1回フィリピンに入国 |
条件 | 年齢は特に問われない 犯罪を犯したことのない方 必要な医療検査をパスした方 フィリピン政府に認められた銀行に5万USドル以上の残高証明(初回申請時のみ) |
その他の滞在期間無制限ビザ
特定産業投資査証
2003年より儲けられたこのビザ。フィリピン政府が指定している事業に投資をすることで取得できます。
- 観光関連のプロジェクト:5万USドル
- スービック特別地区:25万USドル
を投資する外国人が対象となっています。
滞在可能日数は、投資を継続するあいだは無制限。毎年更新する必要があります。
条約投資家査証 (Treaty traders Visa)
日本、ドイツ、アメリカ国籍者のみ対象となるビザ。フィリピン設立の企業もしくは、日本企業との合弁で持ち株が30万ペソ分以上あれば取得することができます。
滞在可能日数は無制限。毎年更新する必要があります。
外国人就労許可証の取得が必須で、フィリピン国内における就労が認められています。
観光ビザを延長する方法も
「フィリピンだけでなく、たまに他の国に行くよ」「永住ビザにこだわらないけど、長くフィリピンで過ごしたいよ!」という場合は観光ビザの延長申請を繰り返して滞在する方法もあります。
帰国時のスケジュールが未定の航空券「オープンチケット」や、帰りの便の格安航空券(捨てチケット)を持って渡航し、16か月以内に一時帰国すると実質的には永住者とほとんどかわりない生活ができます。
オープンチケットは、格安航空券に比べると割高ですし、延長の手数料も積算すれば最大10万円程度にはなります。それでも、SRRVを取得する費用や手間に比べれば、実質的にはかなりお得。
観光ビザでの就労は不可です。もし、就労したい場合にはこの方法は難しいでしょう。
フィリピンの永住権を取得したほうが3つの理由
うさみはフィリピンの永住権を26歳で取得。うさみが思う、フィリピンの永住権を取得したほうがいい理由はこの3つ。
- 日本以外でいつでも住んでもいい国ができる。
- 英語の勉強ができる。
- 投資を優先的にしやすくなる。
うさみ
うさみがクオータービザを取得した理由はこちら
フィリピン永住権「クオータービザ」を20代で取得チャレンジ!でも落とし穴も。うさみがクオータービザをオススメする理由はこちら
フィリピンのクオータービザ(永住権)を取得したほうがいい5つの理由しがない保育士だったうさみが今では海外に移住しは自営業。人生なにがあるかわかりません!笑
「やりたい!」ということを「私なんか・・・」と思わずに、たった1歩踏み出すだけで人生は激変します。これ、本当ですよ!
「やりたい!」という気持ちを忘れずに、これからもチャレンジし続けて誰かの役に立てるような発信をこれからもしていきます(*^▽^*)