フィリピン、マニラのマカティに住んでいるうさみ(@usamilife)です!
海外で携帯(スマホ)を落としてしまったり、スリの被害にあってしまったら、かなり大変です。
携帯・スマホは生活する上での必需品。しかも中に大切なデータがたくさん入っていたり…。
めちゃくちゃショックですよね…。
でも、生命があっただけよかったと思うしかありません。
海外で盗難やスリにあうと、たくさんの大変な手続きが待っています。
そして、それぞれ何を盗られてしまったのかによって必要な手続きも異なります。
- 財布を盗られた場合
- スマホを盗られた場合
- パスポートを盗られた場合
それぞれ盗られてしまった物別でどういった手続きが必要なのかを丁寧に紹介しています。
今回はスマホ編。
うさみ
とばし読みはこちら
スマホをスリ被害や盗難にあったらこの3ステップ
海外旅行へ行くと、スリが多いから気をつけてね
なんて言われるかもしれないですが、「まさか自分が〜」と思っていて油断をしてしまうこともしばしば。
でもね、被害にあう時はやっぱりあいます。
そして相手もプロだから全然気が付かない!
たった数分目を離しただけで、気がついた時にはスマホがなくなっています…。
スマホをスリ被害や盗難にあったらどうすればいいのかは、これ!
- ”iPhoneを探す”などのアプリを使ってスマホを探す
- 現地・国内回線を止める
- ポリスレポートを取得する
1.”iPhoneを探す”などのアプリを使ってスマホを探す
このアプリではできることが2つあります。
- スマホの現在地を探す
- 遠隔ロックをかけ、悪用を防ぐ
iPhoneだと標準でiPhoneを探すというアプリが入っています。
それ以外にも
- Apple(iPhone):Find My iPhone
- Google(Android):Find My Device
というアプリがあります。
これらのアプリを使えば、今、あなたの端末がどこにあるのか見つけることができる万能なアプリ!
※アプリをONにしていないと端末は探せません!事前の設定を忘れずにしておきましょう。
このアプリを使えばパソコンなどからあなたのスマホがどこにあるのかを探すことができます。
ただ、スリもこのことはよーく知っているのですぐに電源を切ったりして対抗策をしています。
お気づきの方も多いでしょう。大抵の場合、海外でスマホを盗まれると戻ってくることはありません。諦めましょう。
だったら、あなたの個人情報が悪用されないように、スマホにロックをかけてしまいましょう!
実はこのアプリでは悪用を防ぐために、遠隔でロックをかけることもできるんです。
iPhoneの場合:アプリの「紛失モード」をONにする
Androidの場合:パソコンからGoogleを開く→Google設定→盗難にあった端末にアクセス「スマートフォンを探す」をクリック→「スマートフォンのロック」→「端末のデータ消去 」
もし、電源が切られていたりしても、次にスマホが新しいSIMやWifiといったネットワークに繋がったら消去機能が発生し、あなたの大切な情報が守られます。
2.現地・国内回線を止める
スマホの遠隔ロックができたら、次はSIMを無効化しましょう。
スマホに入っているSIMが
- 現地のSIM
- 日本のSIM
どちらなのかを思い出して、きっちりSIMを無効化しておきましょう。
デュアルシムで2つとも入っている場合は、どちらも無効化しましょう。
日本のSIMを無効化する方法
ぴよこ
そんなことありません。
盗まれた日本のSIMを使って、オレオレ詐欺をしたり、日本で転売されて悪用されるなんてことも!
そして契約者はあなた。
悪用されればされるほど、驚くような金額の請求があなたのものに届きます。そればかりではなく犯罪に巻き込まれたり。
スマホを盗まれただけで十分ダメージが大きいのに、これ以上事が大きくなっては大変。早急に対処しましょう。
ドコモ:+81-3-6832-6600
AU:+81-3-6670-6944
ソフトバンク:+81-92-687-0025
利用している会社のこの番号に電話をしましょう。
スマホがないから、電話ができない…!
という時はすぐにホテルに戻ってホテルのコンセルジュに事情を説明し、電話を借りましょう。
警察では電話を借りれないこともあります。
「国際電話の料金が…」と心配な場合は、家族や友人に連絡がとれるのであれば、代理でしてもらうこともできるようなので試してみてください。
現地のSIMの無効化の方法
現地のSIMを無効化するには、現地キャリアのオフィシャルショップへ行き、現地回線を止めてもらいましょう。
もし、プリペイド式のものや買い切りのものを使っていたら、チャージしていた金額分を利用すると使えなくなります。
そういう場合は勝手に無効になるので、オフィシャルショップへ行かなくても大丈夫だと思います。
3.ポリスレポートを取得する
海外旅行へ行く人は大抵の場合、海外旅行保険に加入していると思います。
自身で加入していなくても、クレジットカードに海外旅行保険が付帯していることもあります。
うさみ
盗難にあった場合、スマホは携帯品損害の保証を受けることができます。
保険会社に連絡がとれる場合は、すぐに連絡をしましょう。
保険会社によっては、日本に帰国後の連絡だと受け付けてくれない場合があります。
また大抵の場合は事件発生から30日以内ということが多いです。
盗難が発覚したらなるべく早く連絡した方がいいでしょう。
連絡先は、ネットで申し込めば登録完了画面でPDFとして資料が確認できます。印刷して旅行先に持っていったり、ネットで調べれば電話番号を確認することもできます。
海外旅行保険を利用する場合、
- 日本の出国日がわかるもの(航空券の半券やE-チケット)
- ポリスレポート(現地での被害届)
- 盗品の購入時のレシートや価値のわかるもの
が資料として必要です。
海外旅行保険を利用する際に一番大切なのはポリスレポート(現地での被害届)をもらうこと。
これは海外にいる間にしかできないことです。忘れずに警察へ行ってもらっておきましょう。
なお、近年は海外旅行保険を悪用する人が多い影響でポリスレポートをもらう手続きが大変になっています。
手続きに時間がかかり大切な旅行の時間が削られてしまうことも…。
うさみ
フィリピンだと手続きで1時間、ピックアップは2〜3日後にまた来てねって言われたよ。
ほかの人も丸1日使ってフィリピンでポリスレポートを取得したり。大切な旅行の時間が削られてしまうのは辛いね。
ただ、ポリスレポートがどれだけスムーズにもらえるかはその国と、警察官次第。
スペインではスルッと2〜30分で取得できるという話もあるし、ベトナムは警察がなかなか盗難と認めてくれなくて大変だったという話も。
でも、取得しておけば海外旅行保険で保証を受けることができ、スマホ本体分のお金が返ってくるのでもらって損はありません。
がんばって取得してください。
海外でスマホをスられたら
海外でスマホをなくしてしまった、スリなどの盗難にあった…。なんてとてもショックなことだと思います。
クラウドに写真などのデータを上げていればまだしも、もしそうでなかったら
- 今までの思い出
- 今回の旅の思い出
の写真達はすべてさよならになってしまいますもんね。辛い、辛すぎる…。
泣きたいくらい辛い気持ちをぐっとこらえて、パニックにならないようにしてまずは二次被害を防ぐことが先決。
- ”iPhoneを探す”などのアプリを使ってスマホを探す
- 現地・国内回線を止める
- ポリスレポートを取得する
このステップを忘れずにしっかりクリアしてください。
今回は生命があっただけで儲けもの!あんまり落ち込まずに残りの旅行の時間を十分に楽しみましょう!