こんにちは!フィリピン、マニラのマカティに住んでいるうさみ(@usamilife)です!
昨日(2019/05/13)の夜、友達の見送りのために、家から大通りまで歩いていたところ、急にヨーロピアン(に見える)おじさんに声をかけられました。
当時の状況をわかりやすいように4コマにしました。
このことを、Twitterでツイートしてみると、なんと有名な寸借詐欺らしいです。
しかも同じようにフィリピンに住む人達から、他にも似たような被害をたくさん教えてくださいました。
うさみのように被害に遭わないためにも、詳しく寸借詐欺を知って予防してくださいね!
マカティで寸借詐欺(?)にあった
それは夜の9時頃。
友達がブラカン州に帰るので、お見送りに家からマカティAveまでトコトコ歩いていました。
大通りであるMakati Aveからは2本ほど中に入った通りで、人通りはまばら。祝日だったこともあって、この付近に住む人達くらいしか歩いていない感じ。
「電車の時間大丈夫かな?」と話をしていると、すれ違った人に
Hey guys!
と、突然声をかけられました。
全然予想していなかったので、かなりびっくりした。
振り返ると…
- おじさん(推定40代)
- 子ども(推定6歳)
が。親子…?かな?という感じ。
顔の雰囲気からはヨーロピアンっぽい。
おじさんがまくしたてるように話しをしてきて、英語のスピードが早かったのでうさみはタジタジ。(友達は英語できる)
話は要約するとこうでした。
「スービックからの帰りのバスでバックを切られてスマホも財布も取られてしまった。
今からBGCまで帰らなくちゃいけない。子ども連れて。
どうか、助けてくれないか。少しでいいから恵んでほしい。」
この話を聞いて
- え!ほんまに?
- 確かに今から子連れで歩いては怖いよなぁ
- ここまでどうやって来たんや
- スービックから到着してBGCまで行くんだったらなんでこんなとこ歩いてるの?
- 友達の電車の終電の時間大丈夫かな
という様々な思いが交差してうさみの頭の中はいっぱいいっぱい。
でも、実際に切られたカバンもある。
おじさんは懇願という感じの表情ではなくって、どちらかというと焦り?急いでる?必死?な雰囲気でした。
子供は我関せずで、ぼーっとおじさんの方を見ているだけ。
実際にバスでカバンを切られて財布を取られて、10kmほど歩いたことのある友達が哀れんで
「少し渡そうか、50ペソ札ある?」と聞いてきて(友達は500ペソ札しか持ってなかった)
うさみが持っていた100ペソ札を渡しました。
※100ペソ(約220円)
おじさんは「Thank you」と言って、うさみたちも終電が気がかりだったので足早に立ち去りました。
寸借詐欺とは
この話をTwitterにあげてみたところ、フォロワーさんに
いや、騙されとるがな😅
結構有名で、先月はマカティスクウェアにいた😅— Ron (@RonMizorengo3) 2019年5月13日
と教えてもらいました。
結構有名な詐欺らしい。びっくり!
こういった詐欺を寸借詐欺といいます。
寸借詐欺(すんしゃくさぎ)とは、「財布を落とした」「交通費を忘れた」などとうそをつき、相手の善意につけ込んで、金銭をだまし取る行為のことをいいます。
「財布を落として帰りの電車賃がない」などと申し出ると、心優しい人であればきっとお金を貸してくれるでしょう。しかし、もしあなたにお金を返す気がなかったら、これは『寸尺詐欺』という犯罪にあたります。
日本人旅行者が国外で被害に遭うケースも多く報告されており、中には日本円で300万円を騙し取られた例もある。
似たような被害が続々とあがる
この話をシェアした後、いくつかフィリピンで似たようなケースの話がありました。
かなり、いろんな方が教えてくださったので、こういう話はどこにでもあるんですね。
ただ、この寸借詐欺の難しさは、ほんとに困ってる人もいるし、詐欺師もいるということ。
うさみ
マニラ・BGCでの話
我が家も詐欺かわからないけどBGCで声をかけられお金を渡したことがあります。
👉夜
👉車に乗ったヨーロッパ系?に見える家族
👉ひげモジャの体格のいい男性から、パスポートや財布を盗られ困っている、ガソリンがほぼ空でホテルに帰れないと言われる
👉車のメーターは確かに空っぽい?(夫が見た)
→ https://t.co/ZDnsnRQxjd— みふゅ@マニラ (@mifyu_manila) 2019年5月14日
かなり疑ったけど、こちらも子連れだったので揉めたくなかったのと、BGCという土地柄、車や身なりを見て、本当に困ってたら気の毒だよねという判断で渡しました。必ず返すから連絡先を教えてと言われたけど、教える方が怖いので「返さなくていいよ」と言い別れました。
うーん、複雑な気持ち。😅— みふゅ@マニラ (@mifyu_manila) 2019年5月14日
マニラ・空港のオーストラリア人による詐欺被害
6年前に似たような手口のオーストラリア人詐欺師に遭遇しました。私はお金貸しませんでしたが、友人が数万円貸して空港まで送迎、代わりにロレックスの時計をもらい、オーストラリアから送金後送り返すという条件で別れたました。残念ながらそのロレックスは偽物でした。。。
— Keisuke Shinkado (@ushiwakamanila) 2019年5月14日
ワシは、昔ターミナル3空港でオーストラリア人を名乗る自称教師に「強盗被害にあってなにもないからお金貸してほしい。必ずオーストラリアに戻ったら返すから」と言われワシは何を血迷ったか日本円で五万円ほど渡してしまった過去がある。
後に知ったがその男は有名な詐欺師だった。 https://t.co/5OfMRyFuCP— 桜木 徹 sakuragi toru (@wwnx7o3emtLQr9i) 2019年5月13日
マニラ・オルティガスでの話
私はオルティガスで全く同じシュチュエーションに会いました。(5年以上前ですが)怪しかったので断ったら「お前らは韓国人か!子供がかわいそうだと思わないのか!」と怒鳴られました。怖かった。詐欺なんですね。(韓国レストラン前だったので韓国人と思ったんだと思います)
— にゃんこと日常 (@Nyan_ko_to) 2019年5月13日
マカティスクエア付近での話
去年の8月にありました(笑)場所はアモルソロとV.A.ラフィーノが交わるところです(´・ω・`)夜9時頃でしたが、「フィリピンに来たばかりで、お金は持ってない」と伝えたら、どっかに行きました。15~6歳の少年一人で、「学校の受験の為に田舎からマニラに来る途中のバスで盗まれた」と言っていました。
— Kutsurogi (@kutsurogi1) 2019年5月14日
寸借詐欺にあわないために
この寸借詐欺は、
- 本当に困っている人
- 詐欺師
もいるというところが判断の難しいところ。
うさみ
夫はこういうのケロッとしていて、詐欺ってケースもあるけど、本当に困ってるかもしれないなら渡してもいいんじゃない、数千ペソとかじゃないんだし、というタイプ。
まーそうかなぁ。
本当に困ってる人のためにも、善意につけ込んだ詐欺は撲滅してほしい😡— みふゅ@マニラ (@mifyu_manila) 2019年5月14日
本当に困っている人のためにも、善意につけこんだ詐欺は辞めて欲しいですよね。。
助けたくても助けれなくなっちゃう。疑いたくないのに疑ってしまう。
なるほど、こういう予防方法があるのか!と思ったのがハセガワさんからの話。
たまに聞く寸尺詐欺ではなるが、本当に財布を無くしたり取られて困ってる人もいるのが悩ましい。詐欺が知られてるから頼みにくくなってる。僕なら貸してあげるから連絡先を交換し写真を撮るのに同意するか試す。怪しくなければ返却不要という。
— ハセガワユキノリ (@hase_29) 2019年5月13日
連絡先の交換と、写真の撮影は有効そう。
連絡先の交換が嫌なら、写真撮影だけでもよさそう。詐欺師だったらそれだけでも嫌がるもんね。
フィリピンのマニラ・マカティの治安
フィリピンのマニラ・マカティは、治安の良い地域として有名です。
日本でいうと新宿のようなエリアで、ザ・ビジネス街。
マカティにはたくさんのビルが立ち並び、昼間はビジネスマンで溢れ買っています。一昔前のフィリピンのイメージとはかけ離れた場所です。
治安も良くて、夜12時でも白人系のランナーさんが走っているの何度も見たことがあります。
夜も人通りも結構多く、300m圏内くらいのコンビニへの買い物とかだったら、うさみ夫婦二人でに買い物に行っても全然大丈夫そう。
ただし、あくまでもフィリピンのマニラマカティだけの話です。
そんなマカティであったこの話。
みなさんからの話を聞いていると、どちらかというと外国人をターゲットにした詐欺のように思います。
マカティやBGCは外国人が多いエリアなので特に気をつけたほうがいいかもしれません。
安全と言われてるマカティでこれ💦
命が無事で何よりです!— 片岡 陽 (@chikitarow) 2019年5月13日
また、こんなマカティでも、たまにホールドアップがあったという話も聞くので注意はもちろん必要です。夜に出歩かないことに越したことはありません。
今回も金額は、日本人からすれば大したことない金額ですが、現地のフィリピン人からすれば大金です。
【フィリピンの平均月収】最低賃金はいくら?時給?日給?月収は?どうやって仕事を探すの?あくまでも自分は
- 外国人であること
- 治安は日本より悪いこと
- お金持ちと思われやすいこと
- 危険だと思った時は命が優先
を忘れずに、危ないことはせずに安全に海外で過ごしたいです!
【2020年最新版】フィリピンの治安。危険?2年間マニラとセブに住んだ私が実態を暴露生命があってなんぼの人生。
今回は100ペソで、誰かを助けれたかもしれないし、詐欺だったのかもしれない。
できたらほんとに助けることができていたらいいな。
ホープくん
今回僕らは良いことをしたからまた巡ってきて良いことがあるさ。
たぶん、因果応報や渡る世間に鬼はなしとか、そういうことわざのことだろうな。
何事もポジティブに!楽しくフィリピンライフを送っていきたいです😊