フィリピン、マニラのマカティに住んでいるうさみ(@usamilife)です!
今回はフィリピンで賃貸アパートに住んでいたら強制退去させられた話①の続きです。
まだ読んでない人はその①から読んでみてね〜!
バギオ旅行中に1本の電話
嵐のような家の契約更新があってから約3週間。家賃の支払いまでまだ1週間弱余裕があります。
新しい家はまだ決めずにうさみはのんびりバギオ旅行を楽しんでいました。
思い立ったが吉日、勢いに任せて行ったバギオを超絶満喫していたうさみ。
関連記事>>【バギオ観光】2泊3日の女子一人旅!1日目はマニラ⇒バギオへの深夜移動
バギオ旅3日目の夕方、1本の電話が。
相手はホープくんでした。
うさみ
ホープくん
旅行中でルンルンなうさみとは裏腹に、ホープくんの声色はとても沈んだ様子。
ホープくんの雰囲気でなにか良くないことがあったのは一瞬で察し、おそるおそる
「どうしたの…?」
と聞いてみました。
明後日には出ていって
それで、あの部屋の工事をするから明後日には出ていってくれって…。
ホープくん
明後日…?
あさってって…?
2日後???
めちゃくちゃ急じゃない?
つい3週間前に部屋の契約更新したばっかりじゃん!
その時はなんにも言ってなかったやん!
ちなみにホープくんもかなり大家さんに交渉してくれたみたいだけど拒否権はなかったとのこと。
あの大家さんだもんね…。いくら交渉しても譲らなさそう。ホープくんの交渉がうまくいかなかったのも仕方ない。
ともかく、うさみは
- 今バギオで、この後6時間かけてクバオまで戻って
- 明日には3時間かけてブラカン行って、現地で家探しをして家を決めて
- 明後日までには車かジプニーを手配して荷物を引き上げないといけない
…ってこと?
うさみ
これがどのくらいめんどくさいかというと
日本で言うと、
- 大阪に住んでるんだけど
- 今は長野に旅行に来てて
- でも荷物を置いている名古屋の家の引っ越しを明後日までに完了させないといけない
って感じ。
移動は電車は新幹線はなし。バスのみ。ちなみに名古屋で途中下車は不可能だから大阪まで一旦戻らないと行けない。
という超めんどくさい移動。
しかも不動産サイトや不動産業者はないから、全て現地で足を運んで大家さんに直接交渉をしないといけない。
すべてが不便。
もうほんと誰かこの不便さをどうにかして!
バギオ→マカティ→ブラカン
ともかく、うさみは急遽ブラカンの家に行くことに。
バギオでバスに飛び乗り、6時間かけてクバオまで戻ってきました。
その後はグラブに乗って、マカティの家まで帰宅。
次の日は早朝に起きて、クバオまで行きブラカンへ移動。
ブラカンにつくとホープくんがバス停まで迎えにきてくれました。
バイクで2人乗りしながら詳しく事情を聞きます。
話をまとめると
- 強制退去になったのはうちだけ
- 工事を本当にするかは不明
- 大家さんに明日には鍵を返さなくてはいけない
- デポジットが戻ってくるかは不明
- 近くの家をとにかく2人で探してみよう
ということだった。ほんとにいい迷惑。
せっかくバギオ旅行を楽しんでいたのに!
強制退去になったのをもう少し交渉してもよかったんだけど、もうコレ以上あの魔女のような大家さんと話をする気にはなれなかった。
これならさっさと次の家を探しておけばよかった・・・。と激しく後悔しました。
家さがしは難航
午前中、バイクで周辺のアパートを見に行ってみるもどこも満室。
フィリピンってみんな結構な頻度で引っ越しをしていて、いいなっと思う家はすぐに埋まります。
ちょっとでも立地が良くてきれいなアパートだとの需要はめっちゃ高いです。
アパートオーナーしたら儲かると思います(外国人はちょっと難しい)
とにかく、ほんとに家が見つからない。
1日で見つかるわけないとは思ってたけど…。
最終的には
うさみ
という魂胆があったので、家が見つからなくても特別焦ってはいませんでした。
午後からも探してみるものの、ほんとに見つからないのでホープくんママに荷物を置いておかせて!という交渉をすることに。
ホープくんママにお願い
晴天から一点、雲が広がり雨が振りそうな空模様になってきた午後、ホープくんママに会いにホープくんの家へ行きました。
ホープくんママは家の工場でお仕事中。
うさみを見た彼女は
ホープくんママ
と仕事中で忙しいのにもかかわらず超ウェルカム。フィリピン人はお客さんが来るのをとても喜んでくれる人が多い気がします。
そんな彼女に「実は…」と今回の騒動を一通り伝えました。
すると
「なにそれ!信じられない!あのオーナー、最初から嫌だったのよ!!」
話を聞いたホープくんママは眉を思いっきり潜めつつ、怒りをあらわにしていました。
気持ちをわかってくれる人がいて超嬉しい!笑
同じフィリピンの人でもそう感じるんだね…。やっぱりあの大家さんが変だったんだと再確認できました。
ホープくんママは
「もう!なんで最初に私に相談しないの!オーナーと話つけてあげたのに。
あなた達は子どもだから見くびられてるのよ。
私が家を探してあげるから!お昼ご飯まだなんでしょ?ちょっとお昼ご飯食べて待ってなさい!」
フィリピンではナナイ(お母さん)の存在はほんとに頼もしい…!
でも、ほんとに
- 外国人&子供(学生)
っという組み合わせ。確かに見くびられてたとは思います。
頼もしく輝いて見えたホープくんママの言葉に甘えて、忙しすぎて食べれてなかったお昼ご飯をいただきました。
この時点でもう15時くらい。
明日には家の鍵を返せるかな…。
>>その③に続く
思ったより長くなっちゃったから、もう1回続きます。すみません〜。