日本からフィリピンに何か荷物を送りたいと思った時に一番よく利用されるのは EMS(国際スピード郵便)です。
日本の郵便局で発送できるサービスで日本からフィリピンへの料金が一律。
届く日数は2日〜9日程度。
日本からフィリピンに荷物を送る場合、たくさんの人が利用する国際宅配便サービスです。
うさみ
フィリピンでEMSを受け取る方法と受け取る時の3つの注意点を紹介します。
とばし読みはこちら
フィリピンにEMSで荷物を受け取る方法
日本から送ってもらった荷物をフィリピンで受け取る方法って思っている以上に簡単です。
悩める子羊
とうさみもかなり身構えていたのですが、超簡単だったのでぜひ気軽に利用してみてください。
日本から送ってもらったEMSの荷物をフィリピンで受け取る方法はたった5ステップ
- 日本から荷物を送ってもらう
- EMSの追跡番号を確認してみよう
- 個人宅で受け取る or 郵便局で受け取る
- フィリピンの郵便局に受け取りに行く
- 受取手数料、関税を支払う
フィリピンでEMSを受け取るのはいうなれば、日本のコンビニ受取り・郵便局受取りみたいなものです。
ちょっとしたコツはいりますがめっちゃ簡単なのです。
1.日本から荷物を送ってもらう
日本からフィリピンにEMSを使って郵便物を送る場合、郵便局の窓口で発送することができます。
郵便局の窓口で「EMSで発送したいんですけど…」と局員に声をかけ対応してもらいます。
あとはEMSの物品用の送り状にに住所などの必要な情報を記入しましょう。
送り状に記入できれば、局員に確認してもらい、お金を払って荷物を預けるだけです。
とても簡単ですね!
損害賠償制度もあり、最高200万円までの保障を受けることができます。料金は、500gまでで1,400円〜最大30kgで26,500円です。
結構細かく料金プランがわかれています。10kg以上は公式HPをご覧ください。
重量 | 料金 |
500gまで | 1,400円 |
600gまで | 1,540円 |
700gまで | 1,680円 |
800gまで | 1,820円 |
900gまで | 1,960円 |
1.0kgまで | 2,100円 |
1.25kgまで | 2,400円 |
1.5kgまで | 2,700円 |
1.75kgまで | 3,000円 |
2.0kgまで | 3,300円 |
2.5kgまで | 3,800円 |
3.0kgまで | 4,300円 |
3.5kgまで | 4,800円 |
4.0kgまで | 5,300円 |
4.5kgまで | 5,800円 |
5.0kgまで | 6,300円 |
5.5kgまで | 6,800円 |
6.0kgまで | 7,300円 |
7.0kgまで | 8,100円 |
8.0kgまで | 8,900円 |
9.0kgまで | 9,700円 |
10.0kgまで | 10,500円 |
ちなみに、フィリピンには配達できない地域があります。主にパラワン諸島。ご注意ください。
次の地域あてのEMS郵便物は承れません。
Palawan島のうちBusuanga、Coron、Culion、El Nido及びLinapacan、並びにOccidental Mindoro地方のうちLooc及びTilik
その他、EMS以外の料金と届く日数は サービスによって異なります。
複数の送料を計算したい時知りたい時はこちらの記事もご参考にしてください。
日本からフィリピンに荷物・書類を送る発送方法。送料の価格と日数を比べてみた。2.EMSの追跡番号を確認してみよう
EMSの嬉しいポイントは宅配便のように、荷物の追跡サービスがあること。
送り状に書かれている追跡番号をEMSのHPで検索することで、荷物の追跡情報を見ることができます。
実際にうさみが受け取ったEMSの追跡はこちら。
日本から発送して3日後にはマニラに到着しています。その後管轄の郵便局に配達されたと記載されています。
この後の詳しい配達がどうなっているのかはフィリピンの郵便局であるPhlpost(フィリポスト)で確認することができます。
実際にうさみが受け取ったEMSのPHLPOST追跡はこちら。
どのくらいで日本からフィリピンに届くの?
EMSの配達期間は2〜9日程度。けっこう幅があります。
これはすべての荷物がマニラ経由で配送されるから。
なので、送り先がマニラの場合はあっという間に到着して、本当に2日ぐらいで日本からフィリピンに到着します。
逆にマニラ以外の地域となると、時間がかかります。
セブ島は早くて5日程度。マニラから北に2時間程度のブラカン州でも5日程度で到着しました。
どこに届けるのか、地域差があるように思います。
3.個人宅でも受け取れる?
フィリピンではマニラの一部地域ではドアtoドアで玄関まで荷物を運んできてくれます。
しかし、不在だったり、マニラの一部地域以外の地域は指定の郵便局まで荷物を受け取りに行かないといけません。
フィリピンの郵便局はPHLPOST(フィルポスト)と言います。GoogleMapで近くのPHILPOSTを検索してみましょう!結構近くにあったります。
不安な場合は、PHILPOSTに言って「○○に住んでるんだけど、EMSはココのPHILPOSTに届く?}と管轄を確認してもいいかもしれません。
うさみは事前にPHILPOSTに出向いて確認しました。
4.フィリピンの郵便局に受け取りに行こう
フィリピンの郵便局に荷物が配達されたら後は受け取りに行くだけです。
悩める子羊
郵便局に配達されたことが分かる方法は2つ。
- 自宅に郵便局からのお知らせの紙が届く
- SMSにショートメッセージで「荷物の到着」の知らせが入る
持ち物:身分証明書(パスポートなど)
ショートメッセージは送り状にフィリピンの電話番号を書いておけば大丈夫だと思います。
うさみ
でも、全部タガログ語!最初は何かと思いました。メッセージを翻訳してやっと理解しました。
5.受取手数料、関税はいくら?
フィリピンに送った郵便物を受け取る際には2種類の手数料を支払わないといけません。
- 受取手数料
- 関税
受取手数料は112ペソ程度
関税は送った物品によって異なります。
書類や中古衣類などの価値の低いものだと0円
革製品やブランド品、ジュエリーなどになると数万円の関税が必要になることがあります。
フィリピンに送ったEMSでよくある3つのトラブル
フィリピンのEMS。実はいろいろと気をつけないといけないことがあるんです。
代表的なトラブルがこの3つ。
- 関税や手数料のボッタクリ
- 郵便物の紛失
- 荷物の破損
関税や手数料のボッタクリ
フィリピンの郵便局は『悪の巣窟だ!』と言われることがよくあります。
実際に関税局などをよく使う人は、ぼったくりの値段をとられ「こんなに関税を取られるなら荷物を送らなければ良かった」と後悔する人も…。
もちろん、高価な荷物を送ると、関税が掛かる可能性が十分あります。
さらに、そこに輪をかけて法外なぼったくり価格をふっかけてくるのです。しかも払わないと荷物は受け取れない…。なんともやるせませんね。
なので荷物を送る際には十分に気をつけないといけません。
今回うさみが送った衣類、書類の場合、受取手数料のみで受け取ることができました。
関税はかかりませんでした。
高価なジュエリーや革製品などを送る際は関税がかかってくる場合があるので十分気をつけてください。
郵便物の紛失
郵便局に届いてから受け取るのが遅れたらその間に紛失されてしまった。
どのタイミングかわからないけど、郵便物が紛失してしまった。
などという事例があります。EMSは追跡サービスがあるので、そういったリスクは低いですができるだけ高価なもの、カメラ・パソコンなどの精密機器は送らないようにするのが懸命です。
EMSをうまく活用しよう
日本に忘れてきたもの、日本のものでほしいものなどがあれば、国際宅配便はとても便利なサービスです。
わざわざ飛行機に乗って、自分の時間とお金を使って取りに行かなくてもいいんだもん。
一見、難しそう・・・と思うかも知れませんが1度使ってみるととても簡単なので拍子抜けするくらい。
うまく利用して、フィリピンライフをより一層楽しみましょう!