フィリピン、マニラのマカティに住んでいるうさみ(@usamilife)です!
以前は、マニラやセブ地域などでの
- 家賃相場
- 賃貸物件の探し方
を紹介しました。
関連記事>>【フィリピン移住】賃貸物件の探し方。家賃相場は?マニラから田舎に引っ越すと家賃がこんなに安い件
今回は、うさみが経験したフィリピンの地方(田舎)地域での家の探し方を紹介していきます。
- フィリピン移住する時に家賃を抑えたいから田舎に住みたい
- 都会での生活は苦手だから地方で住みたい
- 現地に溶け込んだ生活をしてみたい
という人は地方での家探しの方法は必須!
うさみ
そんななかなかマイナーな情報である、フィリピンの田舎での家探しの方法を紹介していくよー!
フィリピンで家探しをする方法
フィリピンの家探しは日本で家探しする方法と全然違います。
日本で賃貸物件を借りる場合
- 不動産業者へ行き
- 不動産業者と一緒に物件を内覧し
- 不動産業者で契約書を交わし
- お金を払って、鍵をもらう
というのが一般的です。
大家さんの存在は薄く、家に住むまでは不動産業者とやり取りすることが多いです。
でもフィリピンの場合はちょっと違います。
都会の場合
マニラやセブといった都会では、日本の不動産仲介業者を使うと日本とほぼ同じように賃貸物件を探すことができます。
その他にも
という個人でやり取りができる不動産サイトで探したり、Facebookで探したりもすることができます。
ただ、個人のやり取りの場合は詐欺も多く、慣れない人の場合は使うこと自体をオススメしません。
田舎の場合
フィリピンの地方で賃貸物件を探す場合は、
- 自分の足で探す
- 友人のツテで探す
- Facebookで探す
というのが一般的です。
ちなみに、田舎ではコンドミニアム自体がないことがほとんどなので、よくあるフィリピン移住で語られる
- プール付き
- 警備員24時間
- コンセルジュがいる
- 高層階コンドミニアム
みたいなものはないです。アパートの場合は長屋タイプが多いです。
うさみ
田舎はまだまだ長屋や一軒家の賃貸が多い印象です。
フィリピンの地方では、自力で探す手段が一般的です。
現地の友人やそのツテがあればスムーズに家を借りれたりもするんですが、フィリピンの家探しはめっちゃ苦労するのがデフォルトです。
うさみも実際、ブラカン州で家を借りる時はいつも足を運んで家探しをしています。
日本だと考えられないですよね。
というのも、日本のように不動産サイトなんてないし、「あそこ空き家だよ」っていう口コミも信用なりません←
フィリピンでは住宅需要が多く、いい物件はすぐに次の人が入居したりします。
なので空き家だった家も入居していたりしていて、実際に物件を見たり大家さんにコンタクトが取れるまで安心できません。
フィリピンの田舎で家を借りる時の手順
うさみが今までしてきた地方での家探しはこんな感じ。
- 借りたい家の目星をつける
- アパートの住人に空き部屋があるか聞く
- オーナーにコンタクトをとる
- 家の中を見せてもらう
- 気に入ったら家の賃貸契約をする
- 最初の家賃、デポジットを渡す
- 鍵を受け取る、引っ越す
1.借りたい家の目星をつける
ホープくん
うさみは現地の友達、ホープくんの手助けを得ていつも物件探しをしています。
ホープくんのバイクの後ろにまたがり、住みたい地域の物件に”For Rent”と書かれていないか、サインが出ていないか、くまなくチェックします。
探してみると意外と”Apartment for Rent”と書いているところはちょくちょく見かけます。
上の写真だと、ゲートの柵にひっかかっている白い紙に”Apartment for Rent”とオーナーのコンタクト先が書いています。
気に入る物件があるまで根気よく足を運んで探します。
まだ学生のホープくんは時間に余裕があり(ようは暇)、バイクも持っているのでうさみの生活をいろいろとサポートしてくれています。
また、ホープくんママもファミリーのようにうさみを扱ってくれていて、困ったことがあると助けてくれます。
実際に今回の引っ越し騒動ではホープくんママの力が強かった。めっちゃ頼れる存在です。
2.アパートの住人に空き部屋があるか聞く
気になる物件があったら、アパートの住人やその付近のサリサリの店員さんに声をかけてみます。
うさみ
と聞くと、割と知ってることを答えてくれます。
- 家賃
- 部屋の間取り
- オーナーのコンタクト
などを住人から聞くことができます。
外国人だと相手が「ギョッ」としてしまうことがあるので、現地の友達に聞いてもらったりできると会話がスムーズです。
3.オーナーにコンタクトをとる
物件が気になる!ここに住みたい!
と思ったらその場でオーナー(大家さん)にコンタクトを取るのがオススメ。
というのも「いいな」と思った物件て競争が激しく、次の日には別の人が契約を決めてしまっていたりします。
4.家の中を見せてもらう
オーナーとコンタクトがとれたら、実際に家の中を見せてもらいます。
オーナーが家の近くにいれば、即日で見せてもらうこともできます。
オーナーが家のルールをいろいろ決めていることもあるのでよく話をしてみてください。
良いオーナーもいれば、最悪なオーナーもいます。
毎月現金手渡しで会うオーナーとの相性は結構大切なので、オーナーの見極めも大切…。
うさみ
引用元:https://www.studyabroad.co.jp/
5.気に入ったら家の賃貸契約をする
内覧をして物件が気に入ったら家の賃貸契約をオーナーと交わします。
この時に家賃交渉をしたり、部屋の中で壊れている部分や直してほしいところがあれば言っておいたほうがいいです。
6.最初の家賃、デポジットを渡す
契約を交わしたら、最初の家賃とデポジットやダウンペイメント(down payment 頭金?)を支払います。
デポジットやダウンペイメントは家賃の1ヶ月〜2ヶ月分のことが多いです。
日本で言うと敷金礼金なイメージ。
友人のツテで借りると、デポジットやダウンペイメントが安くなることもあります。
家賃の支払日がいつなのか聞いておくのをお忘れなく。
あと、WIFIを契約する場合は電気代の支払明細が必要なこともあります(住所の確認で)
オーナーが持っていることが多いのでもらっておきましょう。
7.鍵を受け取る、引っ越す
お金を支払うと、部屋の鍵をもらうことができます。
フィリピンでは探すといたるところに鍵屋さんがあるのでスペアを作っておくと安心です。
鍵をもらうとだいたいいつでも引っ越ししてOKなので引っ越しの手配をしましょう!
これで賃貸契約はおしまい。フィリピンでの田舎ライフスタートです。
オーナーとの相性はほんと大切
フィリピンで賃貸アパートを借りる時は、オーナーとの相性はとても大切です。
びっくりするくらいオーナーとの関わりがあるから。
毎月の家賃の支払いは手渡しだし、事あるごとに家を見に来たりしているので、「掃除しろ」「きれいを保て」とかいろいろ指図されます。
うさみは最終強制退去になりました。泣
関連記事>>フィリピンで賃貸アパートに住んでいたら強制退去させられた話①
うさみ
あなたは強制退去にならないように、素敵なオーナーさんに巡り会えることを願っています。