フィリピン、マニラのマカティに住んでいるうさみ(@usamilife)です!
- フィリピンは、日本より自殺が少ない。
- 鬱も少ない。
- イジメもない。
- 国民みんながハッピーに暮らしている。
っと、SNS上で話題になったりします。
うさみ
ちょっと今回は暗い話題になってしまいますが、現地の友達から教えてもらった衝撃的なことをお伝えしていきます。
ホープくん
うさみが知っている範囲のことなので、もし間違っていることなどがあれば教えてください。
とばし読みはこちら
ショッピングモールでの自殺の話
ある日、ホープくんとタピオカミルクティ屋をするためにマニラのとあるショッピングモールへ買い出しに行った時のこと。。
関連記事>>フィリピンのスモールビジネス観察記①サリサリストアでタピオカミルクティー屋をやってみた
平日の昼間なのにもかかわらず、モールにはたくさんの人がいました。
『うちの地元のモールと大違いやな〜』と思いながら2階の吹き抜けから下を見下ろしていました。
すると、慌てて駆け寄ってきたホープくん。
ホープくん
と、ちょっとキツめに怒られました。さすがに子供じゃないから落っこちないよ!過保護だな!と思いながら
うさみ
と言い返すと…
ホープくん
まさに、血の気が引くとはこのこと。
ホープくんは真剣そのもので、冗談を言っているようにも見えません。
そう、フィリピンではショッピングモールは意外や意外、自殺スポットなんだとか…。
日本とフィリピンの自殺数の比較
- 日本 18.5
- フィリピン 3.2
(2016年のデータ Wikipedia)
Wikipediaからのデータによると、日本の自殺率はなんと、フィリピンの6倍。
フィリピンでも日本の自殺問題は多くの人が知っています。
うさみ
なので、”フィリピンは、日本より自殺が少ない”はホント。
でも決してゼロではないです。
ちなみに、ニュースになりやすいからか飛び降りが多い印象です。
フィリピンの自殺の原因
セブ島はフィリピンで一番自殺率が高い地域で特に70%の自殺者が女性だそうです。この前も、セブ島の港Pier3 で自殺をした女性が海に浮かんでいるのが確認されました。割と最近まで自殺スポットで有名だったのがセブとマクタン島を繋ぐ2本の橋、Marcelo Fernan Bridgeと Osmena Bridge出そうです。なぜかここが定番の自殺スポットで、セブで自殺未遂をする人は「ここで飛び降り自殺するから!!」というくらいのスポット。
去年2016年5月にも男性がOsmena Bridgeから飛び降り、自殺を試みましたが失敗して恥ずかしい結果に。この橋が架けらてから沢山の人がこの橋から飛び降りて亡くなっているようです。ちなみに去年の3月にはAyala Mallで女性が飛び降り自殺を試みたケースもありました。
引用元:ササセブ
そして、フィリピンの自殺理由は…
自殺の主な原因は・病気・老化・怒り(angerとだけあって詳細不明)・失恋・嫉妬・死別
他にも「モバイルレジェンドのゲームで負けた…」と言って歩道橋から飛び降りる人もいます。
ちなみに日本の自殺理由は…
学生の自殺の引き金となるのは、
- 1位 いじめ
- 2位 ネットいじめ
- 3位 ヒキコモリ(他者からの孤立)
- 4位 経済的な問題
- 5位 受験での失敗
- 6位 就活の失敗
という結果。
大人の自殺の引き金になるのは、
- 1位 病気などの健康問題(精神疾患が最多)
- 2位 貧困や事業不振、倒産、リストラなどによる経済状況の悪化
- 3位 家庭問題
- 4位 職場の人間関係
引用元:Dear.B
フィリピンと日本の理由を比較すると、なんとも言うことができないです。
ぴよこ
うさみ
フィリピンにも鬱はある。実はアジアで3番目の患者数
フィリピン人は毎日ハッピーに暮らしてるんだ!という印象があります。
ですが、統計を見てみるとその予想は覆されます。
WHO(世界保健機関)の2017年の調査結果によると
国別推計でアジア地域を見ると中国が約5,482万人と際立って多く、次いで日本が約506万人、フィリピンが約330万人だった。
引用元:サイエンスポータル
意外や意外、フィリピンはアジアで3番目のうつ病患者の多さなのです。
毎日ハッピーに暮らしていると思いきや、日本では積極的に報道されていないだけでフィリピンにも様々な社会問題があるんです。
ただ、この統計にも少しからくりがあり、うつ病に関する理解はまだ遅れている国が多く、病気を持っている人の率よりも、病気を持っている人が診断を受ける率の方が、「うつ病患者の人数」に影響を与えている可能性が高いとされています。
現に、日本の過去20年のトレンドを見るとそうだと言われています。
それに従い、アメリカナイズされ鬱病の知見が進んでおり診断に抵抗のない、人口の多い国ほど、うつ病患者数の上位にきやすいとされています。
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フィリピンにイジメはないの?
これも大きな勘違い。
ホープくん
と、相談されたのは約1年前。
そう、ホープくんもイジメを受けていた張本人です。
イジメがあった間、うさみがかなり励ましてました。学年が上がってグループがわかり、今はマシになった様子です。
きちんとホープくんは教えてくれませんが、1度彼は大学を中退しています。それの原因もおそらくいじめ。
その時はもっとグレていたらしく、ヤンキーな世界に行きかけた時の話も聞かせてもらったけど、日本より怖いです(いつか、ホープくんに聞いたこのあたりの話もブログにしたいな)
薬、暴力が当たり前の世界。もし、子供がグレてそんなことに巻き込まれたら…と考えるとたまったもんじゃないです。
うちのメイドさんの娘さんもいじめキッカケで悪友とつるみ、家に帰ってこない事件が半年くらい前にありました。。一番上の息子さんが乗り込んで取り戻したらしいですが💦
悪意がない場合もあるのかもしれないですが。。情報の受取は気をつけなきゃーと思います😳— シロ子🇵🇭 (@whitedolphin555) November 23, 2019
そうなんです。詳しくはあまり聞かなかったのですが、その悪友グループに一部の人が薬を持ち込んでグループごと支配下に置こうとしていると噂があり。。娘さんはそんなことにならない前に取り戻せたから良かったです。。ティーンエイジャーを守るって難しいなと考えさせられました。。
— シロ子🇵🇭 (@whitedolphin555) November 24, 2019
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正しい情報と正しい認識を持とう
フィリピンって暖かくて、みんなニコニコしていて、なんだか幸せそうな国!というイメージがあります。
でも、実際の統計の数字やデータを見てみると「あれ?そんなことないのかも?」と気がつくこともできます。
勝手なイメージばかりが先行して、勝手な理想郷を作り上げてしまうことだってあります。
実際うさみも移住前は
うさみ
と思って来てみたら全然違った、とがっかりした部分も結構あります。勝手にいいイメージを抱きすぎていました。
事前にしっかりと調べていたら防ぐことができていたな〜っと今では振り返って思うこともできるので、そういう経験はこのブログを通してしっかり皆さんにシェアしていけたらと思っています。