海外に住んでいると、日本の食文化全然違うことが多くて驚かされることがたくさんありますよね。
フィリピンに住んでいるうさみは、移住する前インターネットで調べていると「フィリピンは日本と同じお米の文化なのでご飯が美味しい」 という情報を目にしていました。
それをそっくりそのまま信じ込んで、いざ、挑んだフィリピン生活。
うさみ
だって、お米が美味しくないんだもん。
お米がおいしくないと食が進まないし、美味しくないので食べる量も減っていきます。美味しくないとここまで食べたくなくなるのか!と驚くくらい。
うさみ
そして何よりもごはんが美味しくないと、幸せ度が低い。
ということで、フィリピン生活の幸せ度を上げるためにも、どうすればお米を美味しく食べることができるのか?
うさみの食生活はどうなったのでしょうか。そんな幸せになれたのでしょうか?海外の炊飯器事情と一緒に紹介していきます。
海外での炊飯器事情
日本で炊飯器を爆買いする中国人の映像ニュースで一度は見たことありますよね!
そう、日本の炊飯器ってすごく優秀なんです。
うさみが住んだことのある、 オーストラリアとフィリピンの炊飯器で言うと、そもそもに炊飯器の形が違います。
日本人のうさみからすると、明らかに美味しく炊けなさそうな炊飯器。
海外の電圧の問題
海外に美味しく炊ける炊飯器がないなら、日本で普通に買った炊飯器をそのまま持ってくればいいじゃない
でもね、ここで問題になってくるのが電圧です。
日本の電圧は100V。
海外の電圧はその限りではありません。120Vもあれば、240Vの国だってあります。
海外の電圧一覧はこちら。
一歩間違えれば火事になる
ぴよこ
と思うかもしれませんが、電圧の違う電化製品を使うのはかなり危険です。
100ボルトの炊飯器を、220V の電圧のフィリピンで使ったことがあるうさみ。前にこの話の記事を読んだことがある人なら結末はもうわかるはず。
そう、火事一歩手前にまでなりました。(むしろ火事になりました。)
【フィリピンの電圧】火事になった話。日本の電化製品・家電は要注意【マンガ】電圧の違う家電を使うと、
- 火が吹かなくても煙がもくもく上がったり
- 焦げ臭い匂いがする
- 1回使ったら壊れた
なんて話をよく聞きます。
電圧の違う製品を使いたい場合には、変圧器を使いましょう。変圧器を使うと電圧の違う製品でも安全に使用することができます。
フィリピンの炊飯器事情
フィリピンの炊飯器事情。フィリピンの炊飯器、どんなものが主流なのか想像できますか?
電気屋に置かれている炊飯器コーナーの炊飯器…。
そう、日本の炊飯器と見た目はもちろん、性能も、炊きあがりも全然違います。
電化製品売り場に行っても日本語よく見る炊飯器までおな形の炊飯器あんまり置いていません。
都会のマニラのモールなどに行けば、日本でよく見るタイプの形の炊飯器(中国製)を置いていることはあるみたい。
そもそもに現地のフィリピン人は、お米を炊く時に炊飯器を使う家庭が少ないみたい。
うさみがどちらかというとローカルな場所に住んでいるからとくにかもしれませんが、専用の鍋でガスコンロを使い、お米を炊くおうちの方が多いように思います。
もっとローカルな手法で言うと、外で火を起こして飯盒炊飯していることも。夕飯時になるとめちゃくちゃ煙たくなります。
フィリピンのお米事情
フィリピンの食文化は日本と同じようにお米が主食。
血迷った子羊
No,No,No。フィリピン米は、大抵の日本人の口には合わないとうさみは思います。
そもそもにお米が全然違います。
フィリピンで主食とされているお米の種類は長粒米。日本のお米は短粒米。
長粒米は、どちらかというとパサパサとしていて、お箸でつかむとしてもポロポロと落ちてしまう感じ。タイ、マレーシア、インドなど多くの地域がこのお米を食べています。
うさみ
口に入れて噛んでいても、口の中の水分がなくなってしまいます。
あまりに美味しくない炊き具合の米の場合はまるで輪ゴムを刻んだものを食べているように感じることもあります。
もちろん、長粒米にもいいところがあって、チャーハンなどのパラパラにするような料理にはピッタリです。あっという間にパラッパラになります。
フィリピンでおいしくお米を食べる方法
そんなフィリピンで、美味しいご飯を食べるためにはどうすればいいのか考えました。
解決しないといけない問題は2つ
- お米
- 炊飯器
お米を美味しく食べるために
お米を美味しくする方法は2つ
- 美味しいフィリピン米を見つける
メリット:食費が安い
デメリット:日本米ほど美味しくない - 日本米を売っている店を見つける
メリット:圧倒的においしい
デメリット:食費が高くなる・売っているのは一部の店
1つ目の、美味しいフィリピン米を見つける方法。
美味しいフィリピン米を見つけるのはフィリピン米にも色々種類があって、水分をしっかり含んで、炊きあがってからすぐに食べると、日本人でも美味しく食べれる種類のお米もあります。
ですがこれを探すのは至難の業。おいしいフィリピン米を探し当てるまで、ある意味苦行が続きます。
フィリピン米の炊き方を工夫する(日本酒を入れたり)という方法もあるけれど、日本のお米には勝りません。
2つ目は日本米を売っているお店を見つけるという方法
フィリピンにも日本食材を売っているスーパーがあります。マニラやセブという日本人の多い地域にあります。
日本食材屋には日本のコシヒカリ・キヌヒカリなどが売っています。
日本食材屋以外にも、大きなロビンソンや SM などのモールに行けば日本米のあきたこまちなどのを置いていることがあります。
ただ日本米は、フィリピン前よりはかなり割高。食費がかなり上がります。
フィリピン米:1 kg あたり約100円〜約200円。
日本米:1 kg あたり約250円〜約400円くらいします。
うさみ
フィリピンへ日本から持ってきた海外対応炊飯器
1つ目の問題、お米の問題は日本米を買って解決!
しばらくはフィリピンスタイルの炊飯器を使って炊いてたべていました。
日本米を食べだしてからはかなりお米の満足度が高まりました。
だけど、フィリピンで買った炊飯器でお米を炊くと、
- 炊き上がった時からすでになんだかパサパサしていたり
- 日本米独特のもっちりとした感じが物足りなかったり
うさみ
それともフィリピンで作ったコシヒカリだから味が違うのかな?
フィリピンで買った炊飯器は地元のスーパーで約600ペソで購入。
フィリピンの炊飯器の機能は
- 炊飯
- 保温 のみ
炊きあがりの「ピーピーピー」というお知らせもありません。いつの間にか炊けてます。
- 炊飯中はなぜか蒸気孔から水が上がってきたり
- 使い始めた初日に釜のテフロン加工が剥げしまったり
- 釜の底にお米がこびりついて0.5合〜1合くらい分の米を無駄にしたり
- 保温を入れぱなしにしておくとお米がカピカピになってしまったり
- 一晩冷蔵庫に入れるのを忘れると、酸っぱい匂いになってお米が駄目になっていたり
あぁ、不満を言い出すとキリがない!
ということで、思うところがたくさんあったフィリピンの炊飯器。
ついに、日本から炊飯器を持ってきてしまいました。
今回、日本で買った炊飯器はこちら。
IH炊飯器なのでマイコンの炊飯器よりも少しお高めになりますが、美味しくお米を食べたいのでIH炊飯器にしました。
悲しいことに海外対応の炊飯器は、100V日本対応の炊飯器の倍近くの価格がします。
それでも、予算なんかよりも美味しいお米を食べたい気持ちには負けます。
免税で買い物するために、電気屋さんで購入したかったのですが、店頭での取り扱いの量は知れていたので、インターネットで注文。無事に帰国する日までに届きました。
うさみが買った炊飯器!フィリピンに持っていっていざ実食です。
【海外対応の炊飯器】日本からフィリピンへ炊飯器を運ぶ方法。実際に使ったみた感想。今日は長くなってしまったので実際に食べた感想は次の記事で\(^o^)/